中世風ファンタジーだろうが、銃撃ちたい！ ～ファンタジー舞台で近代文明出しても知識マウントされない方法を模索するぜ～

オレが思う創作独り言：ランキングやテンプレについて

　ランキングについて個人的な感想、スタンスを。

◇ランキングについて

　あってもいい。

　ただ、ランキングに乗せるために自分を殺すってのは考えもの。

　特に初心者は。

　書くだけでアップアップしている人は、

「ランキングの乗り方とは！」

　みたいなコトは聞かなくてもいいかな。

「ランキングで跳ねてから言えよ」

　は、ごもっとも。

　ただ「それでいいのか？」とは思う。

　創作論にしても、

「ランキングの乗り方」

　を、さも堂々と

「小説の書き方」

　と称している人はどうよ、と思っている。

「それじゃランク入りしないよ」

　ならわかるが、

「小説がわかってねえな」

　というのは、余計なお世話である。

　オレ個人としては、ランキング上位陣は必ずしも書籍化していないので、ランキング制度自体を疑問視している。

◇テンプレについて

「テンプレを書けばいい」

　という考え方も、「無職転生」を見てからちょっと見方が変わった。

「めっちゃ作り込んでるやん」

「それでいて、アニメ化してないトコロでパワードスーツとか出してるやん」

　と思って、案外なんでもありで、作り込みもちゃんとしているんだなと反省した。

　ロクに読んでもないのにテンプレと決めつけるのはよくないなと。

　また、「テンプレはいい」はよくわかる。

　オレもちょっと考え方をコロコロ変えて、書き方も変えている。

「この書き方でいくと、わりとすんなりいけるのね？」

　と思えて、なるほどそりゃ流行るわなと感じる。

　意外だったのは、「これでいいのか？」とは、不思議と思わないこと。

　最近わかってきたんだが、オレが嫌いなのは「テンプレそのもの」ではなかった。

「テンプレこそ正義という風潮」が嫌いだったんだ。

　テンプレはあくまでもとっかかり。道具であって、正義・法則ではない。

　それだけは言える。

「テンプレが正義と思っているやつ」は、テンプレ書いてもひょこっとランク入りして、ゴソッと埋もれている。

　飽きられている。

　テンプレに寄せつつ、自分の書きたいものを仕込むって手法が確かに確実かもね。

　アプローチの仕方しだいなんだな、と思えた。

　つまり、とっかかりだけはテンプレで攻めて、少しずつ自分を出してアプローチしていく。

　ランキング狙いつつ、自分の書きたいものは別で連載ってのがいいのかも。

　短編とかで実験的にやるとか。

　創作に人生まで掛ける必要はねえかなーと。それだと、ストイックな作品になりすぎて読者も困るっしょ。