第37話 古本の買取

 拙著が発売されて3か月ほどで、1冊だけ、古本が出ました。なぜか、定価より高いのもネット上にはありますが、それは除いてのことです。

 買ってもらえるのはありがたいけど、自分のはせめて、書店かネット上でも新著で買ってほしいなと思いまして、さっそく、その古本の購入手続きをしました。

 これで、「値崩れ?」が防げたかな、とも。


 表紙もかなりいい紙を使っていただいていることもあって、状態はというと、ものすごくよいそうです。はい。

 だけど、これはさすがに寄贈などには回さず、うちで保存します。


 寄贈のほうは、このところ月末で忙しかったのと他にすることがいくらもあって動きが取れないこともあり、いつ、どこから再開するかはまだ未定です。

 ただし、今月中に、関西方面は行きたいところです。

 明石市、神戸市、それに兵庫県立は、あちらに在住時に大いにお世話になった図書館ですので、お礼を兼ねて、寄贈させていただければと思っております。

 ~ 実はその頃、明石市、神戸市、兵庫県に加え「在勤者」として岡山県の4図書館から、最大45冊を借りて読みまくったこともありました。読んではアマゾンにレビューを書き(現在は非公開)、ようやりましたわ。

 そうして本を読みまくったことが、今の執筆上の糧になっていることは確かです。

 それに並行して、自らの主張を文字とすることで、書く体力を維持できたというのもあるでしょう。

 図書館という公共の場を、私は、そういう形で利用させていただきました。

 

 確かに、図書館で借りる人と本を買う人は別物の要素が高い。

 それはその頃の自らの経験に鑑みても、肌身でしっかりと理解できます。

 とはいえ、図書館で借りたり読んだりするだけでは不十分になることも、こういうことをしていればしばしば発生するものです。

 そこでどうするかといえば、もう、買って手元で読むしかない。

 近くの本屋で打っているようなら、直ちに買いに走る。

 ネット書店、アマゾンや楽天で買えるようなら、持っているパソコンかタブレットで直ちに注文をかける。

 その前提としてメモぐらいはするが、パソコンなどを持って図書館に行っていれば、その場で注文をかけたこともありますね。

 そうして購入した本やDVD、存外ありますよ。


 私の著書に図書館で出会った人の中で、興味を持ってそうして購入してくださる人が一人でも多くいらして下されば、実に、ありがたいですね。

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