龍淵に潜む秋・ミツキの求婚

 その日のはじまりは、特筆することもなく、なにも代り映えのしない朝だった。


 修学旅行から帰ってきてミツキと毎晩宿題をする日々も終わり、花神楽美月はなかぐらみつきの新たな仕事をこなすために、彼女の東京に通う日々は続く。そう、なにも変わらぬ毎日だと思っていた僕は、突然の高梨マネージャーからの電話の内容に思わずスマホを床に落としてしまった。




 ————ミツキが倒れた。




 現在検査中だから詳しいことは分からないけれど、意識はまだ戻っていない、と。急いで支度をし、僕は特急列車に駆けこんだ。土曜日でなければ、こんなに早く準備することもできなかっただろう。



 車窓に映る景色は、秋晴れの高い空に羊の雲が群れを成していて、田の土に散乱したわらの欠片を望むと、少し前までそこにあった黄金色の稲の残像が目に浮かぶ。今は、まるで虚無となった田んぼが寂しそうにこちらを見ていた。盛者必衰じょうしゃひっすいみたい。



 まるでベートーヴェンの交響曲第五番の運命のように錯綜さくそうする血流と心臓の旋律が、前頭葉と側頭葉、それに頭頂葉を巡りながら次第に黒ずんでいく。考えれば考えるほど、僕の心臓は悲鳴を上げる。スマホを片手に、意味もなく何度もスリープを解除してはメッセージの確認をしてしまう。ミツキが目を覚ました、なんていう知らせが早く来ないかって。



 焦っていてもどうにもならないのに。でも、僕の苛立いらだちは最高潮で、思わず車窓に肘打ちを当てる。痛みを感じることもなく、ただ乾く口腔と唇を噛んだ。早く、一刻も早く東京に着いて欲しいと祈る。



 淡々と語る終点のアナウンスを聞きながら、未だうんともすんとも言わない特急列車の扉が僕を足止めする。もうすぐ止まるなら、早く開けて欲しいのに。


 交差しながら止まることを知らずに流れる人の群れは、僕にとってただの障害物でしかなかった。どんなに避けても再度立ち塞がる彼らは、きっと僕を行かせまいと邪魔をする悪魔の手先で。そんな彼らをうとましく思っていると、倉美月くらみつき君、と呼び止められた。



「え?」


「偶然ね」



 背中のすぐ後ろから聞こえた声色には聞き覚えがない。東京駅の迷宮奥深くで遭遇する人物に心当たりなんてあるはずがない。友達ならすぐ分かりそうなものだ。


 マスクを外し、深くかぶったニット帽を脱ぐ女性は、一度だけ会ったことがある人物。そして、よくテレビやネット等のメディアで見かける大女優。



 ————新井木遥香あらいぎはるか



 中央線に続く階段前で佇む新井木遥香は、そんな顔してどうしたの、と僕の耳元でささやくようにつぶやく。再びマスクをして、深く被ったニット帽を直しながら緩むつぶらな瞳で僕の眉間あたりを射抜く。頬をほころばして僕を見る姿は、僕の知っている新井木遥香ではない。僕より少し大人の綺麗なお姉さん。そう、素の新井木遥香。なぜ、そんな目で僕を見るの。



「すいません。少し急いでいるので」


「ミツキちゃんに何かあったのね」


「な、なんで分かるんですか?」


「勘かな。ところでどこまで行くの?」


「八王子の病院みたいなんですけ————」


「じゃあ、特別に乗せていってあげる」



 ついてきて、という新井木遥香は、僕の手を半ば強引に引いて歩いていく。ちょっと、待って、なんて言う僕の言葉は完全に無視。特別に乗せて行ってあげる、ってどういうことなのか。改札を出て、バイク専用駐輪場の前で立ち止まった新井木遥香は、待っていて、と言って大型のバイクを転がしてきた。僕の前に突如現れた、ハーレーダビッドソンは、どう見てもヴィンテージ。陽の光に反射する赤いキャンディカラーのタンクがまばゆい。


 本当にこの人を信用していいのだろうか。言葉には出さないけれど、僕は急いでいるし焦っている。一刻も早く病院に向かいたいのに。だけど、もうここまで来たら信用するしかない。だから、僕は新井木遥香に病院名を伝えざるを得なかった。



「もしかして、これで!?」


「うん。ショベルヘッドのスポーツスター。エンジン掛けるから待っていてね」



 ステップに左足をかけて、右足で大きく踏み込んだキックスターターが弧を描く。すると、火の入ったエンジンが三拍子のリズムで高鳴る。今にも止まってしまいそうなエンジン音に不安を覚えながらも、新井木遥香のまたがるバイクの後ろに僕も座り込む。渡されたヘルメットを被ると、新井木遥香は勢い良くスロットルを捻った。



「倉美月くん。私に抱きついてくれない? このバイク、タンデムバーとかないから」


「あ、はい」

 


 小気味良こきみよいエキゾースト音で駆ける鉄馬は、瞬く間に交差点を過ぎる。車と車を縫うように三車線の道路を抜けていき、僕は目まぐるしく回る景色にミツキを思い出していた。



 初めて出会った日。ダンスを共にしたシーン。桜の木の下、愛を告げるミツキと気持ちを分かち合うように話した僕。星降る夜にいたため息とキス。思わぬ喧嘩でミツキを泣かせてしまった僕と、その後に笑った彼女の温もり。僕を後押しするためにスキャンダルまで起こしたミツキの覚悟と、僕の未熟さ。入院した時はミツキがどんなに心強かったか。志桜里と喧嘩した文化祭とお化け屋敷は今でも笑ってしまう。



 どれも大切な思い出。それなのに、倒れちゃうなんて。僕より先に死んだら絶対に許さない。絶対に…………許さない。



 頬を濡らす雫が耳たぶに当たって砕ける。咽頭いんとうの少し奥が熱くて痛い。溢れ出た涙を拭うことができず、ヘルメットのシールドが曇り始めた。にじんで見えぬ景色に、思わず叫びたくなる。わめきたくなる。嘆きたくなる。くな。絶対に。



 

 ★☆☆




 横たわるミツキに寄り添う人はマネージャーの高梨さんだけだった。間接照明の仄かな明かりのみの薄暗い部屋に響き渡るベッドサイドモニターの音が、不安を募らせる。重力に従って落ちる点滴の繋がれた腕は細くて痛々しい。病室の入り口で僕は声も掛けられずに、立ち尽くしてしまった。なぜ、こんなことに。なぜ、寝ているの。ねえ。どうして。



春夜しゅんやくん。早かったわね」



 高梨さんは、ベッドサイドから立ち上がって僕に向き直る。僕に掛ける言葉は、大丈夫だから、と。なにが大丈夫なものか。ミツキは目を覚まさないじゃないか。いったい何があったのか。



「ミツキは、ミツキになにが!?」


「過労じゃないかって。先生が」


「ミツキに……」


「え? 春夜くん? なに?」


「ミツキに何かあったら絶対に許さねえからなッ!! こんなになるまで働かせてッ!!」



 僕の言葉に俯き、瞳を閉じたままなにも言わなくなってしまった高梨さんは、深く吐いたため息を手のひらで隠して、再びまぶたを開き僕を見つめる。ごめんね。うん、私のせい。



「ミツキは、一年で引退するって言って聞かないの。それに、あと五年間の契約を全うすれば払わなくていいお金を、なぜか必死に稼ごうとしていて。春夜くんは何か知ってる?」


「————いえ。ごめんなさい。大声なんて出して」


「いいのよ。確かに私も悪かったわ。ミツキのスケジュール管理は、私の責任でもあるし」



 少し席を外してもいいかしら、と言って席を立つ高梨さんは、僕に配慮してくれたのかもしれない。ミツキと二人きりにしてくれて。ベッドサイドの椅子に座れば、ミツキの顔を見るたびに涙が出てくる。

 だけど、思ったよりも顔色が良く寝息を立てている姿は、眠っているだけのようだ。寝ているミツキに聞こえるんじゃないか、というくらいに僕は安堵あんどの息を漏らす。だって、本当に心配したのだから仕方がない。



「ミツキ、ごめん。遠い距離を毎日通わせた僕の責任だ」



 人差し指にサチュレーションモニターを挟まれたミツキの手を優しく両手で包む。こんなに弱々しいミツキの手は初めてだった。まるで、生気を吸われてしまった人間のよう。こんなになるまで愚痴一つ零さなかったミツキは、きっと心にいくつもの重しを乗せて、苦しんでいたに違いない。もっとはやく気付いてあげるべきだった。



 シュン君……と、うわ言のように呟くミツキの手を強く握り、僕は立ち上がってミツキの顔を覗き込んだ。ミツキ、ここにいるよ、って。



「……シュン……くん?」



 目を覚ましたミツキに僕は、ここにいるよ、大丈夫、って。何度も何度も声を掛けていた。起き上がろうとするミツキをなだめて、寝ていなくちゃだめだよって。自分がなぜこんな場所にいるかを理解していないミツキは、きっと倒れたことにも気づいていないのだろう。



「もう少し寝ていようね。ミツキはがんばりすぎちゃったんだよ」


「あれ、わたし、あれ? ここはどこ?」


「ロケ中に倒れたんだ」


「それで来てくれたの? わざわざ?」


「それはわざわざ来るよ。本当に心配したんだから」



 うぅ、ごめんなさい、と申し訳なさそうに掛布団を鼻まで上げて僕を見るミツキは、涙目だったけれど、それは嬉し泣きだったみたいだ。立場が逆転だね、と声を掛けるとミツキは、そうだね、悔しいけど、なんて言って少しの間だけ笑顔を見せた。本当に大したことがなさそうで良かった。




 その後往診に来た医者は、軽い問診とミツキの下瞼を見て、点滴の継続の指示はしたものの、飲食の制限はしなかった。好きなものを食べてください、と。それでミツキに何か食べたいものか飲みたいものがあるかと希望をくと、アップルジュースが飲みたいって。良かった。食欲があるみたい。



「じゃあ、買ってくるね。お利口さんにして待っているんだよ」


「うん。ありがとうシュン君。早く帰ってきてね」



 病室を出ると、壁に寄りかかり俯く新井木遥香の姿。僕の姿が見えるなり顔を上げて呟く。元気そうでなによりね、なんて。いつからそこで会話を聞いていたのか気になるところではあるけれど、僕をここに連れて来てくれた恩人でもある。


 だけど、なにが目的なのか。なぜこんなにも親切にしてくれるのだろうか。



「新井木さん、なんで僕なんかに?」


「それはね……」



 僕の耳元に感じる熱く甘い気配。優しく僕を抱きしめる新井木遥香は、静かに吐息を耳に吹きかけて呟く。



 ————倉美月くんのこと…………だから。



 一瞬のことで、何を言っているのか分からなかった。それよりも、背後から聞こえる僕を呼ぶ声に気を取られて、僕は思わず振り返る。



 点滴スタンドにもたれ掛かかりながら病室を出るミツキは、僕の瞳一点だけを見つめて再び、シュン君……、と呟いた。怪訝けげんそうな感情のニュアンスをその短い言葉の端々に感じて、僕は新井木遥香の腕を振り解きミツキの手を取る。だけど、ミツキはなにも言わずに俯いて、なんでこの人がここにいるの、と。誤解なのに。そういうのじゃないのに。



「花神楽さん、大丈夫? これ、お見舞いね。生花は禁止なんだって。ごめんね造花で」



 新井木遥香はベンチに置いた黒い花が沢山入った花かごをミツキに手渡す。造花のチョコレートコスモスの黒い花びらは禍々まがまがしい。こんな造花をどこで見つけて来たのだろう、と僕は怪訝に新井木遥香の顔を遠目で見るように、しかも横目で見やった。あまりにも毒々しいその色に、この人の考えが分からなくなった。



「………あり…がとうございます」


「倉美月くん。またね。連絡先は君のスマホに入れておいたから」


「は? いつの間に?」



 黒いコスモスの造花が無数に入った花かごを手に持ちながら、ミツキはその場にぺたんと腰を下ろした。その視線は新井木遥香の背中を追いかけていて、瞳から流れ出た一閃の涙の意味が僕には分からなかった。いや、僕が抱き合っていたことが原因なら、それは誤解だと教えてあげないと。



「ミツキ、新井木遥香さんは、そういうのじゃないから、ね」


「シュン……君……黒いコスモスの花言葉って分かる?」


「花言葉? 分からないけど……」




 恋のおしまい。




 ぽつりと言った言葉が僕の耳から入って、側頭葉あたりに到達したころには、すでにその言葉は、意味が理解できないものに変わってしまっていた。まるで擬態ぎたいをする蝶のように。恋のおしまいなんて、僕とミツキに限ってあり得ない。そんなの何かの悪い冗談に決まっている。



「……シュン君と新井木遥香さんってどんな関係……なの?」


「この前のミツキの撮影現場ではじめて会って。今日は、新井木さんがここまでバイクで送ってくれた」


「……なんで送ってくれたの? どこで会ったの?」


「駅で偶然。東京駅で」


「あんなに人が多い場所で偶然に? しかも新井木遥香さんが電車に乗ったってこと?」


「————分からない。でも、本当に偶然に会って、それで僕を……」


「信じられない。その話、わたしには信じられない」



 そんなこと言ったって、と言う僕の言葉はミツキの耳には入ることなく、ただ宙を彷徨さまよった。力なくうな垂れるミツキをなんとか立たせて、ベッドに寝かせると、ミツキは泣き始める。ついには、わんわん泣き始めた。

 誤解だよ、なんて言う僕の台詞はその泣き声にかき消されてしまい、ミツキの肩に掛けた僕の手は、いとも容易く振り解かれてしまう。取り乱したミツキは一向に顔を上げようとはせずに、僕はまるで浮気をした彼氏のよう。いや、実際ミツキからしたらそれが真実なのだろう。どうしたらいい。僕はどうやったら信用されるの。



「ミツキのためだったら、なんでもするし、身の潔白を晴らすためならどんなことでもするから。だから————」


「ごめん。本当はシュン君を信じなきゃいけないのに。でも、新井木遥香さんなんかが相手だと、もう勝ち目なんてないよ……」



 ミツキを抱き締めた。思いきり。点滴が邪魔だったけれど、それでも、その華奢きゃしゃな身体を。弱々しい腕を。ミツキの耳元で、馬鹿だなミツキは、と言って。



「勝ち負けなんかないよ。勝負だってしていないし、僕はミツキ以外見ていない。それとも僕が目移りしているとでも思っているの? 一秒だって新井木遥香さんを好きだなんて思ったこともないし、可愛いと思ったこともない」


「シュンく……ん?」


「僕はミツキに怒っている。ミツキを責めるつもりはないよ。だけど、僕はミツキしか見ていないのに、ミツキは僕の目を見ていない。僕を見ていないじゃない。ミツキが倒れたって聞いて、どんな思いで来たと思っているの。確かに新井木遥香さんに送ってもらったのは、軽率だと思うよ。でも、それでも、僕はミツキのために必死で——」


 

 ミツキは僕の止まらない言葉に栓をした。弱々しく震えるその唇で。涙の味は、少ししょっぱかったけれど、再び僕はミツキの唇を奪った。優しく髪をいて背中を摩りながら。



「ごめんなさい。シュン君のこと信じられないんじゃないの。自分に自信がない……の。シュン君を本当に繋ぎとめられるか、自信がないの」


「そんなこと……もう!! そんなこと言うと、本当にミツキの前からいなくなっちゃうからね。いいの? もうミツキらしくない。いいよ。もう本当に知らないから」



 ミツキから離れて、僕は背を向ける。なにを言っても、今のミツキには無駄だと思った。心まで弱々しくなってしまっていて、いつものミツキではないように思えたから。身体が弱ると、心まで同じように瀕死になってしまうのだろうか。


 自分が倒れた時は、誰かにすがりたいと思った。その相手が志桜里だったわけだけど。確かに九月に入院したときは、ミツキが傍にいて……。


 そうだ。僕はミツキにも助けられたのだった。今度は僕が彼女を支えてあげなければ、誰がミツキを……。



「ごめん。言いすぎた」



 振り返ると、ミツキは俯き加減で鼻をすすっていて、見る影もないその泣き崩れる姿は、あの日の僕と重なる。そもそもミツキは僕と一緒にいたいがために引退するというのに。僕のために必死に稼いで、そのお金を貯めて、それで三億もの大金を払おうとしている。それなのに僕は、そのミツキの気持ちも知らないで……。



「シュン君。わたしね、すごくがんばったの。シュン君にがんばったね、って言ってほしくて」


「分かってる。ごめん。僕が悪かったよ。でも聞いて欲しい。本当に新井木遥香さんとは何もないし、偶然だったんだ。本当に」


「————わたしの方こそ。ごめんね。シュン君を一番信じなくちゃいけないのに。……ねえシュン君」


「うん」


「もし、すべてが終わって、わたしの問題とシュン君の問題が片付いたら」


「うん」


「その時は————」



 結婚して。



「————え?」


「シュン君を逃がしたくないの。重いかな?」


「好きなだけでは結婚できないの、なんて言ってなかった?」


「うん言ったね。でも、もう限界なの。シュン君は気付いていないでしょうけど、シュン君を取り巻く環境が、いつかシュン君を呑み込んじゃうんじゃないかって。鈍感なままのシュン君ならいいけど、いつかその自分の立場に気付いたら、わたしなんて置いていかれちゃうんじゃないかって思ったら……」


「…………よく分からないけれど、僕がミツキを置いていくなんてことあるはずないよ」


「好きなだけでは結婚はできない。でも、本当に好きな人となら結婚したい。結婚しなくちゃシュン君が隠れちゃう気がするの。わたしの前から消えて、どこかにひそんじゃって、もう二度とわたしの前に姿を現さなくなるんじゃないかって」


「分かった。いいよ。ミツキなら。うん。だから、もう休もう、ね」



 本気で言っているのに、と言って横になるミツキは眉尻を下げていて。掛布団を首まで掛けてあげると、キスしてと。その額に唇を当てて僕は、おやすみ、と呟く。



「ミツキ……プロポーズするのは僕の役目だから。すべてが終わって結婚できる年齢になって、時が満ちたら必ず僕がミツキに告げるから。だから、僕を信じてよ」


「————シュンぐん。信じでいいの?」


「うん。約束しよう。指切りげんまん」



 その後、なかなか寝付こうとしないミツキの髪を撫でて一晩中、僕はそばにいた。目を覚ましたミツキが不安にならないように。暗い夜を恐れるミツキが不安にならないように、手を繋いだまま。ずっと。

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