第223話 後後98 魔法少女伝説はずまりm?


なんか野上達がなかなか帰ってこない。魔法使い達は、「なんかちゃんと全員で動いているし、挙動がおかしい=負傷とか、は居ないみたいなので大丈夫じゃないですかね?」と言っているので待つことにした将軍様と王様。


みなして日がな一日釣り。

うんこという撒き餌されてるんで、結構イレグイ?

ちゃんとキレイに洗ってるし、内蔵みなちゃんと傷つけずに捨ててるんで大丈夫♪

うん、おいしいよ?!!


シューレは村と領都とここを行き来してる。たまに来ちゃ、ロボを飛ばしてビームを撃ったり、ロケットパンチで山を破壊したり、キャノンで山を破壊したりしてる。ビームの精度をあげたい様子だ。より細く、より遠くに、より正確に!!とかぶつぶつ言っている。


博子と姫様は船に篭って船のシェフに菓子を作ってもらって毎日を送ってる様子。


「あーだりー、、まだ帰ってこないの?」泉さん

野上隊が出てから一週間!


んじゃ、そこらぶらついて来ようぜ?と言い出す泉さん。

領主様に断ってからのほうがいんじゃないすか?と言ったけど、面倒臭がって、いくぞ!と馬に乗っちゃう泉さん。

「まったー!!泉さん、待ってー!!」

大田さん登場!


やっとかよ、、、

ひそひそ

(やっと準備整いましたー♪)大田

(遅いと思いまーす!今回なしになったのかな?没かな?とか思っちゃってましたー!!)

(いや、今回逃すともう先ないでしょ?)

そりゃそーだけどさー、遅いんだもん、、


「おい、なにこそこそやってんだ?」

「え?泉さんの超強化計画、ってのがあって、無双仕様に!!」俺

「・・・・・無双?」

「そうっすよ?一人でドッヒューン!!って敵に斬り込んでバッタバッタとそりゃイナゴの大群のように敵を食い散らかす!!台風の様に敵をぶちまけとびちらかす!!」


「うーん、聞いたこと無い表現多いけど、まぁわかるけど、、、、、それなら、、」泉さん

(さすがうまいっすね、たぶらかしのガクって有名なんは伊達じゃないっすね?)

・・・・・そんなこと言われてんだ、、、

ガックシ膝を付いて折れ曲がる俺、、


「そんなとこで何へばってんだ?行くぞ!強化だっ!!」泉さん


ぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこ、、


港の街からちょい奥に入った、元農地?今のっぱらな開けた所。


「はい、コレ持って」

大田さん、泉さんにステキなステッキと杖(じょう)を渡す。ロボと姉妹仕様のステッキ?。杖は太さが泉さんの腕くらい、長さが身長より長い。2m近く?

で、軽量な金属製。

勿論ステッキも杖もシューレ謹製である!

結構デコってあり、、、、


泉さん嫌な顔、、


「まぁまぁ、、これ、強化の魔法がかかってるんで、こんな感じにしなきゃならなかったんすよ」大田


「泉さんが強化されたら、普通の金属なかへにゃくれちゃいますよ?」俺

「お前は聞いたこと無い変わった表現が多いが、、わかるけど、、、わかるけど、、さぁ、、、」泉

本旨から外れてくれる泉さん

(さすが”らかし”!!)大田

・・・・・人の努力を認めねぇ奴、おおいよな外来って、、、向こうに帰れよ、、、


「んじゃ、、1個だけ呪文を唱えてくださいね、俺の後について言ってください、、

よこはまりくまはたらちゃんたらちゃんたららららちゃんちゃんちゃん!ヘンシィーん!!」大田ワクワク隠せず!!


「・・・・よこはまりくまはたらちゃんたらちゃんたららららちゃんちゃんちゃん!ヘンシィーん!!・・・」泉さん、疑惑のみの目


しゅるしゅるしゅるーーーーポムッ!!


ジャジャーーン!!(ここまで効果音込みの魔法)


「「おおおおお!」」俺&ヲタ


黄色基調の魔法少女!!リボン、髪飾り、ざーます手袋、ひらひらの透ける白の薄い生地とオレンジかかった黄色の厚めの生地の二枚重ねのミニスカ、膝上までのソックス、ばっちりだっ!!!背後には薄い透けている精霊っぽい羽まで!!

「ねぇ!もしかしたらシューレデザイン????」

「よくわかりましたね!そうっすよデザインから制作まで100%大精霊謹製!!」


ぼんっ!!!

「大精霊様登場じゃっつ!!あーっはっはっはっはっはっはっつ!!!だおうだあ!!素晴らしいだらう!!」

シューレ、得意満面!!


「すげーーっす、、まるで向こうでそれを研究し尽くしたモノみたいっす!!」俺

「まぁ、、そこまでとはいかないだろうけど、、、」少し謙虚に成る?

「いえいえいえいえい、、、これ、向こうだって、超人気出ますとっ!!!一番ですとっつ!!!」大田

「まぁ、そうかあ?、、一応、魂込めて作ったつもりだからなぁ、、」

「「だろうなぁ、、」」ヲタ者ども2名


・・・・おめぇら、、、何ヨタこいてんの?

噴火数秒前仕様の泉さん


「飛んでみよ、泉」

は?

「いいから飛べ、おまえ飛べるから。」

・・・何言ってんのこの人?みたいな目の泉さん


「泉さん、シューレの言うこと本当だから、シュビーン!!ってソラ跳ぶ、、そうだな、、シューレ、まず俺に一回でいいからソラ飛べる魔法かけれて貰いないっすか?」

ああ、そうな、、ほれ、、

ぽりゅおりゅひぃょ〜ん、


すっげーなんかイヤっぽい音なんだけど、、

「いいから行け」シューレ


「あむ、、、、ガクロ行きまーす!!」

しゅっびーん!!!

右腕の拳をたかく突き出し、左手は脇に添え体に密着させ、漫画の”放射能撒き散らし少年型ロボット”のように飛んでいく。勿論足からバーナーなど必要ない、純粋にソラを飛べる。

この場合、28業の様に両手を出すと、なんか間抜けっぽく成るのだ。片手に限る。もしくは腕は両脇にピッタリくっつけていくのもよし。


「ほらー!泉さん、はやくぅーーー」上空から呼ぶ俺

・・・・・・

「どーすりゃ、いんだ?」とシューレに訊く泉

「ん?飛ぶぞ!いくぞ!そらたかくううううう!!」って思えばいいんだよ。どう飛びたいとかあっちいきたいとか、でいいんだよ。歩く時と同じだ、走るのと同じだ。泳ぐのと同じだ」

・・・・

「んじゃ、、」

シュウブーーーン!!


なんか情けない感じに飛び上がったが、、最初だからな


杖を前に突き出し、ステッキを左手で脇にピッタリくっつけ、ほどほどの速さで。

「ほらぁ、、」と杖の端を持たれて引っ張られる泉、


どんどん加速、、、上空に、、、どんどん、どんどん、

「あ、やべ、、バリア!!」シューレ


どどどーーーーんん、

すんげーでっけー雷?みたいな音が高空から、、

「音速、越えたね?」大田

「制限かけるべきだった、、」シューレ


小一時間ほどで戻ってきた2人。

泉さんは顔を上気させている。


「どうだった?」シューレ、泉に訊く

「おう!最高だな、、飛ぶの。全く違う世界だな!!生きてて良かったとはじめて思ったわ!!」

お!シューレのケーキ以上の効果か!!

シューレ、一瞬複雑な顔


「他にも、おまえの剣技やら、杖の威力などがいろいろおもしろいことになってるから、おいおい試せ。

で、この魔法、あまり長く使ってると、お前の気を使い切っておまえバタンキューだからな?」

「・・・??」泉

「泉さんの中の気を使い切っちゃったらその場で気絶しちゃうんですよ」俺

「あー、、、それも怖いな、、予兆とかあるのか?」

「多分、ああもう少しでなくなるなーとか判るはずだが、、いっぺんなくなるまでやってみ?」

雑なシューレ。でも限度・限界がどこにあるのかを知るのは必要なこと。


「んじゃ、今日はここで限界までいくか」

「「ですねぇ俺らいるから」」大田、俺


それじゃ私はいくぞ、とシューレは戻っていった。

小館に戻り、ケーキ作りにはげむんじゃないかな?


「あ、魔法解除の呪文は?」

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