ファムファタ女と名探偵 ~ハードボイルド探偵・篤藩次郎シリーズ Vol.1

作者 リチャード三太郎

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★★★ Excellent!!!

最初は、もしかしてのアメリカで一時代を築いたハードボイルドだって。まあ、2話目くらい、いや、3話目くらいまでは思っていた。

探偵ものだし、ファムファタールな女もでてくるし。

すべての目次には、しつこいくらいハードボイルドだって書いてるし。

でも、途中で違うって、私の慧眼にというかネーミングで思ったね。

これは、ハードボイルトに形を借りたLOLボイルドなんだ。

LOLって、英語のroar of laughterって。
つまり爆笑ボイルドなんだよ。

騙されて、面白く読んでしまいました。

★★★ Excellent!!!

これはバーボンに見せかけて烏龍茶なお話である。

ーー違った、探偵物を名乗ってほとんどギャグの、でもやっぱりハードボイルドで不器用な優しさに溢れた物語である。

相棒の由紀奈ちゃん(有能)と共に依頼をこなす主人公。その掛け合いは、なんかとっても安心します。
まだもうちょっとこの掛け合いが読みたいな!

★★★ Excellent!!!

本作はハードボイルド探偵が相棒の女子高生と事件を解決する物語です。今回はシリーズの第一作(?)にあたるようで、バーの歌姫の依頼である物を取り返すことになります。
やや三枚目で調子の良い主人公の軽快な文体で綴られており、とても読みやすく物語に没入できると思います。

★★ Very Good!!

ムードたっぷりの世界観にちょっとした笑いのエッセンスが加わり、上質な脳内妄想空間の出来上がり! ――私のイメージは、そんな感じ。むしろこれを読んだら人によっては無償にハードボイルド映画を見たくなるかも? あと文章に独特のテンポの良さがあり、私はとても気に入りました。

改行が少ないとかいって敬遠せず、是非グラスを傾けながら一夜のお供にしてみてはいかがだろうか?