第90話 志惟七ちゃん生命
☆11 志惟七ちゃん生命
2003/07/20 Sun.(生後56日)
志惟七ちゃん夜泣き!
夜中の二時頃でしたでしょうか?
主人がよく眠っているところへ、志惟七ちゃんが夜泣きを始めました。
30分も続いたそうで、主人は仕方なく志惟七ちゃんと牛の縫ぐるみで遊んでやったと言います。
30分も経つと疲れたのか、やっと寝付いてくれたそうです。
今日は祝日も休みではない主人の会社が折角の週に一度の休みの日なのに、志惟七ちゃんのお陰で寝不足だよと、主人は朝からぼやいていました。
私との睡眠時間もずれてしまい、午前中は全く接触できませんでした。
とても残念です。
少しでも沢山お話をしたいのに。
志惟七ちゃんは私が寂しがらないように、運動不足にならないように飼ってもいいとのことでした。
その実は、志惟七ちゃんの餌がこれで良いのか、鳴かれた時の構い方はこれで良いのか悩まされていました。
志惟七ちゃんはよく昼寝をします。
だから、夜起きてしまうのかなと睡眠サイクルを心配しました。
運動が足りないのかも知れません。
私は虚弱体質に段々となって来て、日常生活にも困ることがあります。
病院も転々として来ました。
現在はかなり遠くの病院へ車や新幹線を利用して通っています。
お陰様で貧乏です。
せめて、主人の居ない間の寂しさや体のだるさを取る為にも、ちいさい志惟七ちゃんと触れ合って行く内に自分が子供を産めるような体力をつけないといけないと主人と相談しています。
赤ちゃんはこの年齢になるまで残念な結果となってしまったので、仕方ない思いをしています。
志惟七ちゃんは人間では無いけれど、命のあるものと言う意味では同じなので大切に大切に育てて行きたいと思っています。
皆、長生きしてね……。
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