般(天下の守護者、周)

はん



於皇時周おこうじしゅう 陟其高山ちょくきこうさん

嶞山喬嶽たさんきょうがく 允猶翕河いんゆうきゅうか

 ああ、なんとも偉大かな、周。

 武王は周辺の山に登り、

 諸侯と面会する。

 低き山を従える、高き峰。

 そこから流れゆく川の恵みをも、

 併せて祀る。 


敷天之下ふてんしか 裒時之對ほうじしたい

時周之命じしゅうしめい 

 天下の森羅万象の神、全てと相対する。

 これが周王に求められる役目である。




○周頌 般

王が四方に巡幸し、森羅万象を祀る。天下の全てを守るのが周の役割である、と語るかのようである。




毛詩正義

https://zh.wikisource.org/wiki/%E6%AF%9B%E8%A9%A9%E6%AD%A3%E7%BE%A9/%E5%8D%B7%E5%8D%81%E4%B9%9D#%E3%80%8A%E8%88%AC%E3%80%8B

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