東門之池（とうもんしち）

東門之池（とうもんしち）　可以漚麻（かじおうま）

彼美淑姬（かびしゅくき）　可與晤歌（かよごか）

　東門そばの池にアサを浸そう。

　あの美しいお嬢さんと一緒に歌いたい。

東門之池（とうもんしち）　可以漚紵（かじおうちょ）

彼美淑姬（かびしゅくき）　可與晤語（かよごご）

　東門そばの池にカラムシを浸そう。

　あの美しいお嬢さんと語らいたい。

東門之池（とうもんしち）　可以漚菅（かじおうかん）

彼美淑姬（かびしゅくき）　可與晤言（かよごげん）

　東門そばの池にカヤを浸そう。

　あの美しいお嬢さんといちゃつきたい。

○国風　陳風　東門之池

これまたどストレートであるな……ぱかっと竹を割るかのごとく心地よいまでの恋慕歌ではないか。

○儒家センセー　のたまわく

この詩は陳公のおちんこうが暴走しておるのを批判した歌である！　美しく、賢い娘は立派な士大夫のもとに嫁がれてほしい、という願いを歌ったのである！

毛詩正義

https://zh.wikisource.org/wiki/%E6%AF%9B%E8%A9%A9%E6%AD%A3%E7%BE%A9/%E5%8D%B7%E4%B8%83#%E3%80%8A%E6%9D%B1%E9%96%80%E4%B9%8B%E6%B1%A0%E3%80%8B

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