山有樞(楽しんだもん勝ち/主に尽力を求める)
山にはアキニレ、沢にニレ。
あなたは衣装を出しも着もせず、
お持ちの車で馳せも駆けもせぬ。
お亡くなりになったら、
他者が楽しむのですぞ。
山にはヌルデ、沢にはアハギ。
あなたはお屋敷を清く保たず、
お持ちの楽器を弾かれもせぬ。
お亡くなりになったら、
他者のものになってしまいますぞ。
山にはウルシ、沢には、クリ。
あなたは酒や魚の前で楽しまれぬ。
お持ちの車で馳せも駆けもせぬ。
お亡くなりになったら、
他者が楽しむのですぞ。
○国風 唐風 山有樞
この世には楽しいものが沢山あるのに、どうしてそう縮こまっておるのか。楽しまねば、そなたの持っているものは全て他人によって楽しまれることになってしまうのだぞ。そうだ、他人のものになってしまうのだ! いや他人のものでもよいわ! というか自分の作ったものを元ネタにもっと楽しいものを作れ! 作るのd
失礼、作者の想念が暴走したようである。
○儒家センセー のたまわく
この詩では晋の昭公を批判しておる! 昭公は叔父の桓叔にその地位を狙われておるのにもかかわらずに安穏としておった! 国の資材を注いで政務に、防衛に当たらねば、そなたの持つあらゆる資材が他人=桓叔似奪われてしまうのだぞ、とケツを叩いておるのである!
毛詩正義
https://zh.wikisource.org/wiki/%E6%AF%9B%E8%A9%A9%E6%AD%A3%E7%BE%A9/%E5%8D%B7%E5%85%AD#%E3%80%8A%E5%B1%B1%E6%9C%89%E6%A8%9E%E3%80%8B
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