衛風(えいふう)
淇奧(瑞々しき士大夫/武公の偉大さを称える)
有匪君子
淇水の向こうに緑の竹が生い茂る。
あざやかなる君子は日々精進し、
日々さらに磨かれゆく。
厳かにして心広く、明るく輝く。
あざやかなる君子よ、あぁ、
あなたを忘れなどできぬ。
瞻彼淇奧
有匪君子
瑟兮僩兮 赫兮咺兮
有匪君子 終不可諼兮
淇水の向こうに緑の竹が青々と。
あざやかなる君子は着飾られ、
まるで輝く星々のよう。
厳かにして心広く、明るく輝く。
あざやかなる君子よ、あぁ、
あなたを忘れなどできぬ。
瞻彼淇奧
有匪君子
淇水の向こうに緑の竹が密集。
あざやかな君子は金やスズのごとく、
また宝玉のごときお方。
ゆったりとしてのびやかに、
車の横木に寄りかかられる。
お戯れのジョークこそなさるが、
決して嫌味にはならぬお方。
〇国風 衛風 淇奧
みずみずしき青竹にも比されるべきイケメン士大夫かっこいい! というわけである。イケメンは目の保養である。我とかな。我とかな。(大事なことなので)
〇儒家センセー のたまわく
この詩は衛の武公を讃える詩である! 武公は身を慎み、衛の国を大いに栄えさせた! 衛国一の名君と言っても差し支えなかろう! そのような人物を激賞するのは当然! 当然なのである! 改めて「衛」風と歌うわけであるから、そのしょっぱなは当然この名君であるべきであるな!
毛詩正義
https://zh.wikisource.org/wiki/%E6%AF%9B%E8%A9%A9%E6%AD%A3%E7%BE%A9/%E5%8D%B7%E4%B8%89#%E3%80%8A%E6%B7%87%E5%A5%A7%E3%80%8B
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