第113話 拠点にて

シンの元に連絡が・・・

「おい、カズマ若手を全員集めろ!」

「シン、いきなり何きれてんだよ。」

「これを見ろ!」

ユウヤからの手紙とおやっさんの宣戦布告を見る。

「なるほど、こりゃ切れるわけだ!」

すぐに全員に連絡が回る。

「おやっさんからの命令が来た!これより鎮守府に向かい、おやっさんに歯向かう敵と戦う。」

シンは一呼吸おき、みんなに問いかける。

「お前ら敵はどうする!」

「「殺せ!」」

「いいか!命令が出た以上情け無用だ!てめえが死んでも相手を殺せ!手段は問わん!皆殺しだぁ!」

「ウォーーーー!」

「行くぞ!出陣だ!」


少し離れた所からアンナは見ていたが・・・

「エミさん、あれ何があったの?」

「組長命令でのカチコミをするみたい。」

「えっ、あのおじさんの命令でああなったの?」

「アンナさんは知らないから・・・あの人普段は優しいおじさんだけど組長モードはねぇ~ いい、迂闊に変なこと言わないようにね。」

「そんなにヤバイの?」

「うん、キレぐあいにもよるけど、今は確認出来ないし。」

「私はここから動かない~」

「それが一番だよ、ユウヤがちゃんと護衛残してくれてるし。キコちゃんもいるから。」

「ねえ、帝国はどうなるのかな?」

「絶滅するかも?上手く謝罪出来れば助かるかもだけど・・・」

「あーこわい、私は絶対敵対しないよ。」

「それがいいよ、戦いは男に任せて女はお家でのんびりとお茶会しましょ。そうだ、姐さんの所にいってお茶にしましょ。」

「うん♪」

アンナとエミは男達を見ないことにして、女同士仲良くお茶会を楽しんだ。





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