第43話 おもちかえり~
二人を連れて家に帰ると
チカとエミにあった
「「ダレその娘」」
ユウヤ「ただいま、あのね拾ってきたの?お家で飼っていいかな?」
シン「ただいま、あのね拾ってきたの?お家で食べていいかな?」
チカ「いいけど、ちゃんと説明して?」
エミ「よくない、何で浮気宣言してるの!」
微妙に意見が違った
「取りあえずシン、しゃべるな!」
「えー!!」
「返事は?」
「はい!」
「じゃあ、説明するよ森の洞窟にいた部族、犬人族と言うのだけど今後近くに移り住む予定、まあ、俺達の庇護下に入りたいらしい、ただ、提供できるものはなさそうだったから、人手を借りてきた、この子達に家事を手伝ってもらったら、チカ達女性陣が楽になるかなと」
チカ「わたしはいいよ、歳も近いし友達にならなきゃ」
エミ「ユウヤ、何で若い娘なのかな?家事なら年上の人でもいいよね?」
「向こうの長が決めてきた、まあ、誰かと懇ろになるために若い娘という狙いもあると思うが、この子達身寄りもないらしい、見たところあまり食べれてないみたいだから断らず連れてきた」
「むう、筋は通ったけど、シンの浮気はどうするの?」
「何を今さら、どうしようもないだろう。まあ、無理やりやるような奴ではないからいいだろ」
「よくないでーす、彼女の身にもなってくれないかな」
「諦めろ、あれは病気だ!止めたければ二人で話し合ってくれるかな」
「シン!話があるの、浮気は駄目だって話が!聞いてくれるよね」
「大丈夫!俺はいつでも本気でその瞬間を生きている!」
「その考え方から変わろうか?」
怖い笑顔でシンと話し合いを開始していた
「チカ、こちらがリナとミナだ部屋に案内して何か作ってあげて、二人とも挨拶して」
「リナです、この度は部族の為、雇われる事になりました頑張りますのでよろしくお願いします」
「ミナです、わたしも頑張りますのでお願いします」
「はい、わたしはチカです、二人とも歳も近い見たいだから仲良くしようね」
「「はい、奥さま」」
「お、おくさま?」
「ちがうのですか?」
ユウヤを指差し「旦那様」チカを指差し「奥さま」
「二人の仲とこの家の関係で判断したのですが?違いましたか?」
少し遠くから悪い笑顔のシンが
「あってるぞー今後そう呼んであげて」
「では、奥さま、今後もよろしくお願いします」
「ゆ、ゆうちゃん、どうしよう、この子達すごくいい子だよ」
「チカ落ち着け、それより部屋に案内してあげてお腹もすいてるだろうから早めにね」
「あっ!そうだね、ごめんね、さぁいこ」
笑顔で二人の案内を始めた
「さて、いらないイタヅラをする悪い子(シン)にはお仕置きだな」
ユウヤはシンへの説教に参加するのだった
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