第13話ナイチンゲールって何なんですか?
ブーン、ガタッブーン、ガン「痛っ!」
「なあ後ろに何かいないか?」
「そうですね......「怪しいな」
そうさっきから後ろの方には荷物を置いてある、が布がごそごそ動いて車が揺れるたび、ゴンだとか声とかが聞こえるんだ、
「おいそろそろ出てきてくれませんか?」
「な!何を言うんですか!わ、私は何の変哲もないただの布ですよぉ~?」
「そうかそうかただの布かぁ~?」
なので俺は電流を流した、サイエンさんの精霊魔法で、
「っ!あばばばばばば!」
プシュー、という音が鳴りながら、焦げたような、匂いがする、
「い、痛ー[最上級回復魔法:
そう聞こえた後、黒焦げた布から、金髪の美少女が出てきた、
その少女には見覚えがあった、そう俺がダンジョンに飛ばされた時、泣いていた少女であり俺がいじめを受けていた大一要因でもある、そうこの少女、名は麗佳 幾医例というひらがなにすると、れいか きいれと言い、日本ではすごい人気を誇る、モデルでもある、でこの少女はなぜか俺によく話かけてくれていた、だが俺はそれがいじめにつながっていること知って、「もう俺にかまわないでくれ!」といった日に俺は、体育館裏に強制連行、そこで暴行を受けた、それからもいじめがなくなることは無かった、
「で、何で麗佳さんがなんでここにいるんですか?」
「えーと、実は私も元は聖治癒師だったの、でもあなたを速く助けたくてダンジョンに勝手に侵入したんです、そしたら、どんどん魔物が強くなってきて何回も死にかけたんですが、そのたびに治癒をかけていたら、頭の中で[天職が、あなたの意思に応え職業進化しました、今のあなたの天職がレア度secret ナイチンゲールに進化しました、これにより称号が勇者から、医療の天使に進化しましたこれにより追加ステータス回復効果増加が加わりました]って頭の中に響いてからステータスやレベルアップの速さが段違いになったんです。そこからすぐ王城に帰ってきたらちょうどあなたが王城にきていたので、ついてきました」
なるほど、
「でついていきたいと?」
「はい!」
麗佳が満面の笑顔で言ってきた、とても綺麗な顔だが、殴りたいこの笑顔、
我慢、我慢だ俺、ここで怒っては駄目だ。深呼吸だ、窓を開けて、すぅー、はぁー、すぅー、はぁー、
「どうしたんですか?輝樹さん深呼吸なんかしだして」
と麗佳が言うものだから、誰のせいだと思っているんだ!誰の!と言いたい、
「まあいい、だが俺たちの旅は危険だついてくるのはやめておけ」
「で、でも......「死にたいのか?」ん⁉」
麗佳の顔がこわばる、やはり死ぬのが怖いのか?と思ったが、次の瞬間表情が戻ると、
「じゃあなおさら私の能力が必要じゃないですか!」
なんだよ、怖がっていたんじゃなくて、考え事をしていたのか、でも一理ある、俺たちのパーティーは回復役がいない、これからいつ重傷を負うかもわからない、それほど危険なのだ、だがうーん.........、俺が考え事をしていたらサイエンさんとクリスが、
「いいじゃないか、ちょうど回復役がいないのだ、いいと思うのだがな?」
「私も賛成です、回復役は必要ですし」
となかなかの高評価のようだ、確かに麗佳は堅実そうで優しそうである、
「はぁここまでくると断ったらクリスとサイエンさんに嫌われそうだからな。でも俺の旅は最初に危険といったからな、最低限自分の身を守れる位強くなってもらわなくちゃな」
この時点で、話がひと段落した後、俺達は来た道を変えるのであった。
~第十三話終了~
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます