◇第25話◇こんな一日(2)”昨日のこと”
もうこの時間だから昨日(だね)のこと。
わたしは、あれから吐き気は酷いし頭痛は治まらないし、這いずってトイレに行っては布団に倒れこみ唸って七転八倒してました。
結局、うとうとしながら朝。
朝の散歩無理だ……と思って、末っ子の様子見たら、どうも変。バリバリと無意識にだろうけど身体中を掻いてる。
そういえば寝る前に、学校で蚊にさされたみたいとかいって掻いていたので、痒み止めを塗ってやったのだけど。
起きたの見て、びっくり。
これは蕁麻疹だと確信。
何しろわたし自身が蕁麻疹では過去2回ほど入院し、一度は全身腫れて夜中救急車で運ばれた経験ありなので。
(蕁麻疹は、そのものよりも腫れが全身に広がることによって、皮膚呼吸ができなくなることの方が怖いことらしい。内臓まで腫れると気管が詰まって息ができなくなることもあるから、全身腫れあがったりした時は躊躇せずに救急車呼ぶようにと後でお医者様に言われた)
で、末っ子のは腫れは、まだ手足だけだったけど、それでもものすごく痒がるし、掻けば掻くほど広がるから、学校に電話して病院に連れていくことにしたんだけど……。
わたしの身体が動いてくれない。というか、なんとか起き上がっても、ふらふらしてる有様。
結局、長男が見かねて自分の登校時間を遅らせて(事情を担任の先生に電話で話していた)末っ子を病院に連れていってくれることになった。
わたしは保険証とお金を預けて頼んで、また布団でうつらうつら。
次男は心配しつつも普通に登校。
で、お兄ちゃんも末っ子連れて病院から戻り(貰った薬を、すぐに病院で飲んだら、帰って暫く経つと、おかげさまで蕁麻疹は、ほとんどひいてた)
それから自分の学校へ。
末っ子は休むように言われたので布団で休ませる。
蕁麻疹の原因は不明。
生もの食べてないし、焼きそばとかだったし、夕食。
でも、とりあえず肉と卵は避けるようにとのことで。
そうこうしてたら、登校していた次男の学校から電話。
どうも調子が悪いらしく、早退させますが、いいでしょうかとのこと。
しばらくして次男、元気なく帰宅。早速、朝行った病院へ(ここは、かかりつけの小児科で自宅から歩いて数分なので)
今度は一人で大丈夫だというので、また保険証とお金を持って行かせる。
薬貰って帰ってきたので飲ませてから寝かせる。
親子三人、布団にダウン。 とほほ。
夕方になり、やっとフラフラせず起き上がれるようになったので、二人の様子を見て少しずつ家事。
後は兄ちゃん(長男)が帰ってきたので、ごめんねとお任せ。
今日は末っ子病院に行って登校予定。
次男は様子をみてから登校か休みか決める。
わたしは、まだ完全ではないが、かなりマシになったので、昨日のようなことはないと思う。
◆
あと昼夜逆転のことについて 昨日書きそびれたことひとつ。
このパターンが健全だとは思ってないです。
ただ、今のわたしの睡眠パターン自体がコントロール不能なのと、とにかく早朝散歩に出ようとするなら、真夜中2時もしくは3時くらいから起きてないと無理。
普通に最低限の用事済ませて眠ったとしても、ぐっすり朝まで……とはいかない。
起きなきゃ、やらなきゃ と思うことがあると、気になって反対に、まったく眠れなくなる。
精神的に追い詰められてしまってダメ。
正直いうと朝起きて、とにかく子供たち全員つつがなく登校させる、っていう事自体、かなりプレッシャー。
何しろ一時、下の二人は学校に行くということ自体が厳しかった時期があるので。
あれは親子共々、地獄だった。
今、末っ子の中で早朝散歩することが本当に楽しみになってるようだから。
そうして早起き自体の習慣は決して他の子たちにとっても悪いことじゃない。
毎日とまではいかなくてもスムーズに朝をはじめられたら随分と違うから。
◆
長男としみじみ話したのだけど
長男も、わたしにできれば、この状態で無理はさせたくない、と。
でも無理しなきゃやっていけないのが現状。
だから、酷いようだけど踏ん張って欲しい って。
ただ、壊れることだけはないように、矛盾してるけどごめんって。
良くやってくれてると思う。
今週土曜日は病院に付き添ってくれるというし(もう薬切れ間近なので)
そういうわけで、また今日が始まるわけです。
とりあえず、何とか乗り切ろうと思います。
なりふりかまわず。
まだ、ここで倒れてたまるもんかい!って
ちょっとばかり強がってカラ元気でも、言っときます。
まだ斃れてたまるもんかい!
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*この頃のこと*
「こんな一日」の日記の次の日のことですね。
しかし、長男には本当に助けられました。
そして、わたしのダメ母ぶり(大汗)
かかりつけの小児科が自宅近くだったので、そこは随分助かりました。
子供らの病気とかって、重なるんですよね。
そして、この時はわたしまでで。
もう呆然としながら、何とかしなきゃと、それだけで。
この頃、わたしの実家の方も祖母の介護で両親は大変だった時期でした。
”まだ斃れてたまるもんかい!”
お母ちゃん、吠えてます。。。
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