第149話大人な竹下さん
大人な竹下さん
大人な竹下さん
少しづつだけど、お互い成長しているような・・・
そんな感じがしながら、どうしても純のような超絶美人にはいろいろな奴がからんでくる。
今までの事件?のようなケースでは使わないけれど、これからどんな奴が純に絡んでくるかわからない、だから俺は密かに、うえのアマヨコに行き、ほしい物を物色、こんなちっちゃいスタンガンってあるんだ、車のキーみたいなのを7個も買いました。能力は失神はしないけど痛がって転げまわるくらいの威力。
純と竹下さん、とサークルの3人、柴田先輩は不要だと思うんだけど一応念のため、ついでに妹にも。
大変な事になっても、ぎりぎり、これで逃げる時間がかせげる、と思って。
使わない事を祈りながら。
いつものように、竹下さんが純と一緒に大学にきたので、2人に1個ずつスタンガンを渡して、使い方を説明。
女の子は持ち物はポケットではなく持ち物は全部バッグに入れるから、すぐに取り出して使うのは難しいけど、何かの時には役立つからと言って渡すと、最初は怖がってびっくりしていたけど、そういう事ならって喜んでくれた。
またまたその話を聞いて、いつの間にか武村が恵ちゃんに1個渡していました。
最近、竹下さんは「愛人希望」って言って来て、その度に純が怒る。
だから、俺は純が席をはずした時に、なんで愛人希望なの?って聞くと、
「そんなの純ちゃんの反応がかわいいからに決まってるじゃない」
「えっ?」
「そうでしょ?」
「まあ」
「私、高校時代はずーっと五条君達と一緒にいたじゃない。
だから本当に親しい友達っていなかったのよ、五条君達はあれだし、それに今は女子大でしょ、だから友達と遊びに行くと必ず、下心丸出し男がねー、私って自分で言うのもなんだけど、見た目がこれだから、特にそういう男が寄ってくるの、そう考えると高谷君と純ちゃんって私の知ってる限り一番信頼できるのよね~。
見ていても楽しいし、高谷君は純ちゃんにべったりだし、純ちゃんなんか高谷君命ってくらいだもの、見ていてすごくいいのよね~安心するの。
それに2人に会いに来ると、周りは全部高大生、ひょっとしたら高谷君みたいな彼氏がみつかるかもしれないじゃない?
バイトもそう、たいていのバイトは男子がしつこく絡んでくるの、だから2人と一緒にあのバイトをやるのが安心なのよ。
そりゃあ 高谷君が純ちゃんと別れて、私と付き合ってくれるんだったら、最高なんだけど?」
「イヤイヤそれはないよ」
「ハハハそうよね、でもまさか本当の愛人って思った?
もう、そんなドロドロしたのはイヤにきまってるじゃない」
「そうだよね、最初、愛人って聞いてびっくりした」
「ひょっとして何か期待した?」
「・・・・・」
「高谷君のス・ケ・ベ♡」
「すみません」
あんなエロっぽい超美人に、そんな事言われると、ちょっとうれしいけど、そんな事を一瞬でも思った俺・・・・・・・・純ごめんなさい。
あの騒動から、竹下さんは純を『純ちゃん』と呼ぶようになった。
大人な竹下さんは、まともな話とこんな感じのエロい話を混ぜては俺達をからかう。
超絶エロ美人がこういう事を言ってくると、本当にドキっとするし、純はその話を聞いて
かなり不安がって・・・、
竹下さんが一緒に大学に来る理由を純はまだ聞いていないのだろうなきっと、確認していないけど。
あの竹下さんが、フェロモン出しまくって、からかってくるから、もう純は・・・
そんな日の夜はもう大変、・・・すっごっくうれしいけど。
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