第49話告白 -プロポーズ1
告白 -プロポーズ1
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「「あの村井さん」」が俺の前ではすごいヤンデレで、こんな俺に不安を抱いている。
俺は、お返しにホワイトデーにちゃんと意思を伝えようと思っていたけど、今言わないと、1つになって愛し合ったあと、2人で天井を見ながら、
「そっか・・・あのね、こんな時に言うのもなんだけど、本当はホワイトデーに言おうと思ったんだけど、大学受かったら、婚約してくれないかな」
「ほんと?」純が驚いて起き上がって俺を見る。
「ほんと?って、俺が純に聞いてるんだよ」
「うん」
「大学受かったら、婚約してください、そして就職したら結婚したい、一緒になりたい」
「うん」そう言って、俺の上にかぶさってキスして、そのまま恋人キスをしてきたので、
また愛し合う、純を天国に導く、くたくたになった純が俺にしがみついている。
いつのまにか夜になっていて、妹がドアの外から純を呼んでいる。
「お姉さん? いつまで高谷さんといちゃいちゃしてるの?晩御飯の当番は?」
純がそれを聞いて、思い出したように「あっ」
「じゃあ今日は3人でファミレスに行こうか」
「うん」
純が妹に、「今日は3人でファミレスに行こう。着替えるからちょっと待って」
と言ってリビングで待ってもらい、服を着て、俺に抱き着く。
「妹にも報告する?」
「うん」
「じゃあ、今度の休み、純の両親にもちゃんと言おうか」
「うん」
純が落ち着いてきたので、3人でファミレスで食事をして、
その時、純が妹にこの事を報告すると
「お姉ちゃん、よかったね、高谷さんの事、大好きだもんね」
「うん」
「すごくうれしそうね」
「だって、かっちゃんのお嫁さんだよ、かっちゃんにとってたった1人のお嫁さん」
「おねえちゃん、大丈夫? お嫁さんは1人だよ」
「あー、そうだね、うん」
純が、あの村井さんが こんなにデレデレ女の子なんだよね、去年の最初の頃の村井さんと同じ人物なんて思えない。
一番身近にいる妹に聞いてみる。
「恵ちゃん、純っていつもこんな感じなの?」
「お姉さんに、どういうイメージを持ってますか?」
「知り会って最初の頃はもっと、俺を歳下君扱いだったんだ。
それに学校でも他のクラスの連中といる時も もっとキリっていうか、学年一の美女でシャキって感じなんだよ」
「それが、付き合う事になってから、こんな感じになって、だんだんこれがすごくなってる気がしてね」
「それは高谷さんの前だけだと思います。高谷さんのいう通り、普段はもっとキリっとしてます。高谷さんがいる時、高谷さんの話をしている時はいつもこんな感じです。」
「そっか」
「いやですか」
「いや、そんなことはない、俺としては、甘えられてうれしいんだけど、無理してこういう事してるんなら、って思ったんだ」
「大丈夫です、これが高谷さんの前のお姉さんの普通だと思います。」
「かっちゃん、そうだよ、無理してないよ、これが普通」
「そっか、それなら、いいよ、うん、うれしいよ」
「それなら、いいわよね」と言って 腕をからませる。
3人で食事を終え、家まで送って行ったけど、純は、俺が言うまでチョコの事を忘れて、
俺が「純はくれないの?」
「あっ」
俺好みのチョコもらいました。
ちなみに、純が渡したチョコは3個。父と武村は市販のチョコでした。
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