希望の正体

作者 布原夏芽

生きていける動力

  • ★★★ Excellent!!!

バスに乗り込んだ女性は、家族について複雑な感情を抱いていた。
そんな折に、おばあちゃんが乗り込んでくる。ひょんなことから会話が始まり、話は戦争から、おばあちゃんの身の上へと続いていく。
生きることとは、救いとは何か。話の最後を締めくくる発言が印象に残った。

「ここに生きて、笑って、考えて、それだけでいいの。そうして生まれた精神が、またこの世界を循環して、次の人たちが生きていける動力になるのよ」

上記の文章が気になった方は、読むことを勧める。
短いながらも含蓄に富む内容である。

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