怒り茶釜

作者 眞戊子ナツ

自然の格別なはたらき

  • ★★★ Excellent!!!

『万古の自然や古刹を目の当たりにしたときの、「何かがいる」と根拠なしにわかる感覚を大切にしていた』

読んでいて、この一文が目に止まった。
日本では古来より、自然の格別なはたらきに畏怖を感じ、良くも悪くも格別な力をすべて「神」として崇め奉った。
気さくな天狗。愉快な狸。空へ登っていく樹の霊。
妖怪にせよ幽霊にせよ、不可思議な力には変わりない。それは見方を変えれば神とみなせるということだ。

東久留米には、今日も不思議で身近な神様がいる。

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