な、なにを言ってるかわからねえと思いますが、自分好みの理系モブ男子を堪能しようと思って読み始めたんです。そうしたら、読んでいるうちに自分が理系モブ男子になっておりました。俺（主人公）ときたら、女の子に相手にされるわけがないって決めつけてるし、かわいい女性が自分に関心を持ってたまるかと思っておりましてね。相手はモテ人生を歩んできたであろう、経験はそこそこ豊富であろう美少女ですよ。おまけになんというか、俺（主人公）との距離感が近くて気を抜くと勘違いしそうになるわけです。こう、あれこれ反応しちゃったりね。アカンアカンッ！　…と、自分が理系モブ男子になったような、手で触れられるような、身体の内からいろんな甘い気持ちが沸き上がるスイートな恋愛ものです。