第54話黒歴史視聴配信3
「さぁそれでは『ソロ配信』の名シーンを見ていきましょうであります! この回は余りに感動するシーンが多く選ぶのが難しかったのであります!」
「え、あの配信のどこに泣く要素ありました? 涙出たとしても笑いすぎで出た涙じゃないです? いやまぁ私は泣けますけど、自分の醜態に」
「涙腺崩壊であります! シュワちゃんは人生であります!」
「本当に? まぁ私の記憶が間違っているだけで感動の神回をしていた可能性が微粒子レベルで存在しているかもしれないので、とりあえず見てみますか」
「ハイであります! それでは一発目はこの伝説の名言からであります!」
『ごくっ、ごくっ、ごくっ! ん゛ん゛ん゛ぎもぢいいいぃぃ!!』
「これは涙腺崩壊ではなく腹筋崩壊か精神崩壊のまちがいでは?」
「どうやったらここまでガンギマッタ声が出せるのか不思議なのであります、どれだけ練習しても真似できない……」
「こんなの練習してたらポリスメン呼ばれますよ……」
「個人的なことも言わせてもらうと最高の『シュワニー』ポイントでもあるのであります!」
「え、いまなんつった? 今とんでもないこと言ったよね!? シュワニーって何!?!?」
「…………ぽっ///日課なのであります///」
「 」
コメント
:大草原不可避
:シュワニーは特殊性癖過ぎませんか?
:あーすっげぇ分かるわ、俺も良くこのシュワちゃんガンギマリの瞬間に合わせて息子にストゼロキメてる
:怪文書かな?
:ドン引きし過ぎて帰ってきてしまいました、地球一周です
『私ストゼロと結婚するわ』
「強大な恋敵誕生の瞬間ですな……」
「いやコンビニで売ってる缶チューハイが恋敵ってどういうこと? ボー〇ボの世界にでも迷いこんだの?」
「シュワちゃんとストゼロは王道カップリングなのであります! 鉄壁の牙城でありますな、でも負けないでありますよ! 絶対に淡雪殿の女にしてもらうのであります!」
「うん、それに関して一つリスナーさんにも言いたいことあるんですよ。イラスト投稿サイトの大手にピクシーってあるじゃないですか。そこに投稿されてるイラストで私と最も多くカップリング組まれてるのストゼロなんですけどどういうことです? ストゼロはライバーですらないんですが」
「淡雪殿は小指、ストゼロ殿はプルタブに運命の赤い糸が結ばれているのですな!」
「糸の無駄遣いですよ。あとですね、まぁ100っ歩譲ってカップリングはいいとしましょう。でも私とストゼロのR18イラストは絶対におかしくないですか?」
コメント
:www
:確かにボー〇ボみたいで草
:ましろんより多いの草
:そんなのあるのかwww
:ストゼロ擬人化でもするのかな?
:いや、缶のままのイラストも多いで
:もう頭の理解が追い付きません!
:シュワちゃんとストゼロの百合エッチイラストもっと増えろ
:パワーワード過ぎる笑
「さて! 最後は名言四連発行ってみよーであります!」
『私無知シチュ大好物なんだが? あんなんシコらん方が失礼やろ』
『男なら女性に魅力を感じたときはその場でシコるべき。真っすぐで正直な男が女は好きなんだよ』
『聖先輩、シオン先輩。ずっとずっと大好きでした。S〇Xを前提に結婚してください』
『だってさ? 目の前に大好きだった配信者がいるんだよ? 私の生きる糧だった人たちだよ? 普通S〇X申し込むでしょ』
「あああぁぁ何言ってんだこの性行為提案女! 殺す! こいつは殺さないとだめだああああ!!!」
「ううぅ、ぐすっ、なんて真っすぐで淀みのないお言葉でありますか……っ! 私は淡雪殿のおかげで自分が何をしたいのかが分かったのであります! 生まれてきてくれて! 生きていてくれてありがとう! ストゼロ飲んでくれてありがとう!」
コメント
:連続殺人鬼を目の前にした刑事みたいな反応してて草
:マツダアア!!
:全ての道はS〇Xに通ずと思っている女
:はええこれが貞操逆転世界ってやつですか
:現世なんだよなあ
リスナーの皆も黒歴史の一つや二つきっとあると思う。
でも心配しなくて大丈夫! 世の中には私みたいに全ての言動が一秒後には黒歴史になってる全自動黒歴史生産マシーンもいるのだから!
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