第76話 都市防衛の蹂躙

 大変お待たせしました。





 中央都市アルスの北門の外は大群の侵攻を防衛する最前線となる場所。しかし、その当日、現れたのは怪しげな白い能面の仮面を付けた人物一人だけ。背格好からして男と判断した。


 三勇者と自分と同じ聖女たるルティアのパーティが集合して少し先で待ち構える為に行った後すら仮面の男以外一人も来ない。

 その現状に違和感しかなかった。

 何か異常事態が起きたのだろうか。目の前の人物は何か知っているだろうか。そう思い、リーチェが仮面の男に尋ねると、「北門の防衛は一人でやります」と答えた。


 理解できなかった。無謀では、一人で防衛最前線に立つなんてあり得ない。これを了承した人物は何を考えているのか。都市を滅ぼすつもりなのかと思った。

 そう思いながら一つ尋ねると、仮面の男は「守りきる為に一人」と応えた。そして、「【守護の聖女】は防衛の保険」だとも言った。


 〝保険〟と言われてリーチェは怒りとショックを感じざるを得なかった。一方でリーチェは無力な自分が悔しかった。


 だが、目の前の戦況を観れば納得する他なかった。

 仮面の男が一体何者なのかは分からないが一人で任された理由も、防衛の保険と言われた理由も全て受け入れるしかないと思った。

 また一方で、私は防衛としている意味があったのかと、リーチェは気弱な考えを一瞬だけ浮かべてしまった。

 聖女として、都市の住民と冒険者や兵士達を守るために来たのだから、それを放棄するような考えは駄目だと気を持ち直した。

 それでもリーチェは防衛戦とはかけ離れた虐殺にも等しい一方的な蹂躙。

 入る隙間など無いと悟ったリーチェは、ただ大人しく傍観するしかなかった。





『ヴァイスウルフ三十体討伐により全能力が上昇します』

『ベアウルフ十五体討伐により全能力が上昇します』

『ヴァイスウルフ三十五体討伐により全能力が上昇します』

『クリスタルロック十六体討伐により全能力が上昇します』

 ……『Lvアップ。Lv65になりました』

『クリスタルロック三十三体討伐により全能力が上昇します』

『氷爪白熊討伐により全能力が上昇します』

『スノーボマー四十体討伐により全能力が上昇します』

『フリーズトータス二十二体討伐により全能力が上昇します』

『アイスゴーレム討伐により全能力が上昇します』

『リザードマン四十六体討伐により全能力が上昇します』

『氷爪白熊十一体討伐により全能力が上昇します』

 ……『Lvアップ。Lv66になりました』

 ……『スキル【獣殺し】獲得』

『槍脚蜘蛛討伐により全能力が上昇します』

『アイスゴーレム八体討伐により全能力が上昇します』

 ……『Lvアップ。Lv67になりました』

 ……『スキル【金剛】獲得』

『槍脚蜘蛛十五体討伐により全能力が上昇します』

『アイスバット二十体討伐により全能力が上昇します』

 ……『Lvアップ。Lv68になりました』

『スキル【斬糸ざんし】獲得』

 ……『Lvアップ。Lv69になりました』

 ……『Lvアップ。Lv70になりました』

 ……『複数の同系統スキルを確認。スキル【魔物殺し】獲得』


 一度ひとたび腕を振るえば槍が一筋の閃光となって空中を疾駆する。

 瞬く間も無く閃光は突進して来る魔物達を種族云々関係無く貫き、抵抗する隙を与えず一瞬にして肉塊へと変えていく。一投で一体や二体貫通させるだけでは物足りないとばかりに目標を貫通していき、三百数十匹もの魔物をまとめて倒していく。


 余りの勢いに魔物達の肉体は、細々とした肉塊となって左右に爆散して落ちてゆく。逃れようと左右に散開していくも投擲された槍が五百メートルの距離に到達した瞬間、半球形ドーム状に紅色の爆発を起こし、半径百メートルの魔物達を焼き滅ぼしていく。


 爆発の原因はソリトが槍の先端に仕込んで置いた自身の血を核として爆発を起こす【血魔法】の一つ血核撃魔法〝ブラッドシード・バースト〟。

 これは、以前遭遇した魔王四将の吸血鬼、ルミノスが最後に自爆として使っていた同系統の魔法だ。


 この魔法はルミノスが自爆に使ったものより威力が劣化版と例えて良いほど半分以下なのだが、変わりに少量でも最大数十メートルの範囲爆撃を起こせるが使い所の難しい魔法なのだ。

 特にソリトとの戦いでの接近戦の状況の場合は、自身すら巻き込む為に、予め吸血して自己回復効果を得ていなければ使えない。その点で言えばソリトは即時回復魔法を使え、【自己再生(中)】というスキルを保有しているため、巻き込み覚悟でも問題ない。


 範囲を狭めて使うことも可能だが、その場合は相手の体内に自身の血を入れなければならないし、範囲威力も低い。

 この魔法を最も活用できるのは今回のような集団殲滅でくらいだろう。


 ソリトは一投目以降、瞬時に左腕を刺して槍先端に血種を仕込み、僅かに方角をずらしながら北西と北東方面に連続投擲し、その先で半球形の爆撃を繰り出していく。


 数秒後に消え去った場所に残ったのは半球に抉られた地形だけ。爆心地にいた魔物達は跡形も無く木っ端微塵に息絶えいく。

 逃げた切れたとしても、【鷹の目】で確認出来ていたソリトが即座に投射して槍で貫くか、【魔力範囲】で威力調整して範囲を広げて爆散させた直後、酷似したスキルを獲得していった事によってその極地的スキルを獲得してしまった。


 最初の一投を含めた八投目を終えた所で、一キロ後方にまでいた魔物達は最初と比べて激減し、壊滅状態と言って良い程の広々とした荒野が姿を現していた。その所為か範囲内にいた残りの魔物達が引き返していく姿を【投擲術】が発動していないのでソリトは遠目にぼんやりながら確認した。

 それでもまだ、猪突猛進に侵攻してくる魔物がいる。

 しかし、先程より侵攻速度が落ちている気がする。リーダー格、今回においては魔族の命令に従っているため、逃げたいが進むしかないのだろう。予想されていた三千以上いても可笑しくない魔物達の影がまだあったことでソリトはそう予想した。

 倒した数も含めて一万はいても可笑しくないだろう。


 だが、魔族といえど全ての魔物を従わせるのは困難な筈だ。現に運良く、投擲と爆撃から免れた魔物達は左右に逃走している。

 恐らく、全てを従わせているのではなくリーダー格となる魔物を従わせ、そのリーダー格を使って配下の魔物を従わせているのかもしれない。

 それならば、納得が行く。それでも突っ込んで来るのなら容赦はしないが逃げるのなら、どうぞご自由にの精神でソリトは見逃すことにした。

 後ろ楯の契約条件として頼まれたのはあくまで都市の防衛なのだから。


 それは捨て置き、地上だけではなく空中からも魔物は侵攻しており、エリマキをしたワシや鳥モドキ、ドラゴンモドキのような魔物が既にアルスから約数十メートル、ソリトから十数メートル先まで迫っている。


 空中の魔物達の目指す先は確実に岩壁の開口部だろう。数は百数体と地上よりかなり少ない。内部にも冒険者達が控えているものの、侵入されれば被害が出るには申し分ない。

 だが、その前に開口部付近には魔法師や弓使いといった遠距離からの攻撃を得意とした者を中心として、打ち漏らした場合として近距離担当の人間が控えている。配置としても対応としても問題は無いだろう。


 だがそれでも、ソリトはそこに任せる気など更々無かった。防衛は全うするが、自身の射程範囲内の魔物は全て自分の獲物とソリトは決めていた。


 ソリトは残り七本の内、三本は突き刺したまま、一本は右手、背中のホルダーに一本、二本を左手に持ち、魔物達のいる空中へと跳躍した。

 同じ目線の高さまで上がったソリトは【空中機動】で空に留まる。イメージとしては見えない薄い床板の上に立っているような感覚だ。魔力は消費されるが、それも消費量に気を配る事以外問題の無い些細な事であった。


「よぉ。自分達とは違う奴が空にいる気分はどんな感じだっ!」


 ぎらついた不敵な笑みを浮かべながらソリトが問い掛けたが、目の前のドラゴンの姿が混ざったような鳥モドキや風のエリマキをしたワシの魔物等からその質問が返ってくることはなかった。

 横振りから放たれた槍が閃光となり、相手を肉塊へと変えた為だ。閃光と化した槍は空中でも力を発揮し、回避しようとしたが片翼の一部を吹き飛ばされ落下していく。が、そこへ空中ゆえに球形状で起きた血核撃の追撃によって塵となって爆風に乗って流れていった。


『プテロモドン討伐により全能力が上昇します』

『ドレイク討伐により全能力が上昇します』

『ゲイルホークス討伐により全能力が上昇します』

 ……『ドレイク十体討伐により全能力が上昇します』

 ……『ゲイルホークス十五体討伐により全能力が上昇します』

 ……『プテロモドン八体討伐により全能力が上昇します』

 ……『ドレイク三十体討伐により全能力が上昇します』

 ……『スキル【瞬足】獲得』

 ……『スキル【鳥殺し】獲得』

 ……『Lvアップ。Lv71になりました』


 それから更に残り三本を放ち魔物達を粗方倒していった。しかし、百数体を討伐したというのにソリトのレベルが一つしか上がらないとなるとレベルを上げるのも難しくなってきたということだろう。半数で一気に七つも上げられたのは大きい。


「さて、下の残りを片付けるか」


【並列意思】を発動し複合魔法を唱えようとした瞬間、以前と同じ何かが再び入り込んできた。ソリトはそれに「またか」と頭を片手で押さえながら呟いた。

 だが、今回は前回とは違い、黒い存在がソリトの心に纏わりつくという感覚があった。


『ソリトさんと二回目に出会った時に見えたんです。哀しみ、怒り、憎しみといった負の感情が心の周りに侵食するくらい全体に纏わりついるのを』


 何故以前ルティアが言っていた言葉を思い出すと思ったソリトだが、それが今自分に纏わりついているものの正体のではないかと予想した。


 前回は流されるままに魔法を唱え、直後に聖剣に異変が生じた。

 ソリトにとっても、聖剣にとっても接触、干渉してはならない存在なのだろう。

 だからというわけではないが、何だろうと誰であろうと従わせられるなど、ソリトにとってそれは癪で、煩わしくて、弊害でしかないのだ。


(邪魔だ、消え失せろ!)


 威殺すような殺意を込めて告げると、頭の中にあった黒い存在がスッと退いていくのを感じた瞬間、ソリトは詠唱を再開した。


「原初を体現せし焔よ、天へと昇る太陽となりて、火の精霊よ、我が声を聞き届け、立ち塞がる害を焼き滅ぼせ〝クリムゾン・フレア〟!」


 真紅に燃え盛る巨大な火炎球が、周囲の空気を灼熱へと変えて出現し、新しく前線を走る魔物の手前へ落とされた。灼熱を纏う火炎球が地上に落ちると、落下位置まで来ていた大群が数十メートル範囲で焼き尽き滅びていく。

 その隙にソリトは数十、五十体間隔でステータスを上昇させていきながら【空中機動】で空を蹴って地上に残していた槍の一本抜き後続にいた前線の大群へと突撃する。


 しかし、ソリトは前線を無視して【気配感知】でリーダー格と思しき僅かに大きな気配まで獲得したばかりの【瞬足】で敏捷強化し、【思考加速】で道を阻む魔物達の急所に攻撃を連続で繰り出しながら大地を疾走する。


『スキル【槍使い】獲得』


 だが、リーダー格と思われる一体のフリーズトータスの背負う二メートルはある装甲の如き強固な甲羅によって槍を振った瞬間へし折れてしまった。やはり廃棄物では無理があったようだ。

 即座に槍を捨て、ソリトは拳を握り締め【破壊王】と【瞬足】と同じく新たに獲得した【剛力】の攻撃力を加えた一撃でフリーズトータスの甲羅をぶち抜き内部の身体まで一撃を入った瞬間、【破壊王】の発動が不確定のスキル効果が発動し周囲二十メートルに存在する魔物が衝撃波に吹き飛ばされた。


 直後、がら空きとなった背後から熊の如き体躯に体毛と尾そして、顔が狼の魔物ベアウルフが巨大な鋭い爪をソリトに向けて襲い掛かる。対抗してソリトは他と同様新たに獲得したスキル【金剛】で防御力を高めてベアウルフの攻撃を防ぐ、その隙に白い体毛に耳先が雪結晶の形をした白い狼ヴァイスウルス三体が左右と斜めから飛び掛かってきた。


「聖剣、ツーハンドソード!」


 聖剣を抜剣すると同時に、ソリトは聖剣に剣種を大剣へと変更させてベアウルフ達を斬り裂いた。そこから別のヴァイスウルフ集団、全身が氷岩のような三メートル巨躯のアイスゴーレム二体、そして十体ものシードボマーがそれぞれ追撃を仕掛けてきた。自分達から仕掛けたとしても少数精鋭ではすぐに全滅させられてしまうならば攻撃の隙を与えずに追い詰めようと考えたのだろう。


「聖剣、ダガー!」


 そこへソリトは短剣へ剣種を変え、敏捷を優先してヴァイスウルフ集団の背後へ【気配遮断】で気配を消しながら回り込り、再び剣種を変える。


『武技:幻歩習得』

「ショートソード!」


 片手剣に変えて剣身を伸ばし、ヴァイスウルフ集団を気取られること無く瞬殺。気付かれる前に再度剣種を短剣に戻して容赦なくアイスゴーレム一体の背中を右拳で鋭い突きの様に殴り、左拳で地面へ殴り落とす。

 アイスゴーレムは背中にひびが入り、殴り落とされダウンした衝撃で縦二つに割れた。

 もう一体が割れた音で仲間が無惨な姿になっていたことに気付いたらしく硬直した。


「もう一発!」


 その隙にソリトは同様の攻撃を今度は更に速く鋭く繰り出しもう一体のアイスゴーレムに同じ末路を与えた。


『武技:牙狼拳習得』


 シードボマーは少し距離を取り、初級火魔法を放ち一体だけを爆発を連動させ爆散させた。続けて【魔力操作】で速度を底上げし、威力は最小限にして、僅かな隙間からリーダー格のベアウルフを貫通力が増した初級風魔法〝アインス・ウィンドショット〟の小さな風弾を狙い打ち、針穴に糸を通すように目標の首を貫通し、数秒後その巨躯が崩れ落ちた。


 そこから【空中機動】で魔物達の頭上まで上がりそのまま奥へと駆ける。目標地点はリーダー格の気配が集まっている場所だ。辿り着くと魔物達が見上げている。

 その中でヴァイスウルフやアイスゴーレム、爪撃白熊達が一体ずつ安全な場所で悠々自適に指示を出す上官のように固まる異色の集団となってソリトを見上げたまま硬直していた。


【空中機動】の足場から更に跳び上がり頂天に着いたソリトは頭を魔物達に向くようクルッと反転し、上段に聖剣を構えたまま膝をギリギリまで曲げて足場を踏み締め急降下した。そして、落下速度が減少することの無い勢いを加えた聖剣の一撃を振り下ろす。


「武技、鉄槌割り!」


 名前を越える一撃は隕石の如くクレーターを形成し、大地を割き荒野を更に荒らした。ヴァイスウルフやアイスゴーレム達、リーダー格の魔物は頭からまたは全身から一撃を受けて圧殺され、血と肉は弾け、爆ぜ荒野の一部を赤く染めた。そして、それはリーダー格だけに非ず。付近に密集していた魔物達もまた同じくソリトの一撃によって圧殺され終わりを迎えた。

 また割かれた大地の一時の浮き沈みによって空中へと放り出された魔物達がいた。ソリトは空中へと上がり縦横無尽に無防備な魔物達を斬り裂いて行く。そして、当然リーダー格を逃す事はない。

 その中で雪だるま型のスノーボマーや植物種子型のシードボマーは圧殺されても放り出され斬り裂かれても爆発する末路だった。


『フリーズトータス五十五体討伐により全能力が上昇します』

 ……『ヴァイスウルフ六十五体討伐により全能力が上昇します』

 ……『クリスタルゴーレム四十八体討伐により全能力が上昇します』

 ……『Lvアップ。Lv72になりました』

 ……『Lvアップ。Lv73になりました』

 ……『Lvアップ。Lv74になりました』


 先程まで後続にいた魔物達はソリトの止まることを知らない程の怒涛の攻撃によって残りの約五千の半数が倒され、周りは魔物の墓場と化していた。

 それでもまだリーダー格は残っているのか侵攻は止まらない。魔物の前線と都市との距離が近くなってきた所で、再度距離を作るためにソリトは一端前線へと戻る選択を取り、【威圧】で一時的に周囲の一部の魔物を硬直させて時間を稼いでおきながら戻った。その瞬間、【予見】が発動した。目の前の魔物達が二重になり、三本の氷の刃が正面から飛んでくるらしい。

 視えた先へ視線を移すと、氷爪白熊がいた。攻撃を仕掛けられる前にソリトは武技で反撃する。


「流星閃!」


 光の剣閃を氷爪白熊の方へと飛んで来る前に放った。氷爪白熊は自身の少し前にいた魔物を道連れにして上下真っ二つとなり、本来なら攻撃をする所を何もせずに氷爪白熊は絶命した。


 その間に左右から突破しようとする魔物達が突進している。ソリトは一瞬で右、左と駆けながら、初級範囲火魔法〝アインス・ファイアレイン〟の火の雨で右側の魔物達を燃やし、初級範囲水魔法〝アインス・ニードルヘイル〟によるひょうの雨針で刺殺して前線を潰しに掛かった。


 それから三分後、ソリトは再びリーダー格を駆逐へと切り替え怒涛の勢いで仕留めていき、リーダー格の駆逐確認次いでに途中で配下の魔物達を討伐していき、残り数百体となった。千を切るほんの少し手前で既にリーダー格が全滅したと気が付いた魔物が徐々に北へと撤退を始めていたので、次いでの討伐でソリトが倒した魔物は半数にも満たない数だった。


 本当は全て倒してやりたかったソリトだが、今回受けたのは防衛戦なので、逃走する魔物を深追いする事はしなかった。


 ソリトの防衛戦は幕を下ろした。








【◯◯殺し】。

【鬼殺し】と同効果。その魔物に特化した攻撃が出来ますけど倒す度にヘイトが増える厄介者スキル。


【斬糸】

 イメージ的には糸ノコギリみたいな糸です。


【槍使い】

 刺突二割上昇。(一段階アップ状態)

 敏捷一割上昇(一段階アップ状態)

 武技(槍)習得可能。

 スキル効果により刺突攻撃三割上昇、敏捷二割上昇。


【剛力】

 魔力を消費し攻撃力二割上昇。(一段階アップ状態)

 スキル効果により魔力消費時の攻撃力三割上昇。


【瞬足】

 魔力を消費し敏捷二割上昇。(一段階アップ状態)

 スキル効果により魔力消費時の敏捷三割上昇。


【金剛】

 魔力を消費し防御力二割上昇。(一段階アップ状態)

 スキル効果により魔力消費時の防御力三割上昇。


 武技


 幻歩:気配を遮断してその場に気配を残し相手を惑わせる。

 ↑

 近いものだと残像拳をイメージしてもらえれば。


 牙狼拳:狼の顔の拳撃で突き、叩き落とす技。

 ↑

 飛び掛かった狼に押し倒され(突き)、身体を食い破られる(叩き落とす)みたいなイメージです。

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