さぁ、やってみよう!再#9
「関川紗綾と(紗綾)」
「烏居爽香の(爽香)」
「さぁ、やってみよう!(二人)」
「さやちゃん、今回の企画について私は何も聞いていないけど今回は何をするの?(紗綾)」
「今回は……『ゲーム実況をやってみよう!』ということで、紗綾先輩にはこれから明才高等学校ゲームプログラミング部が制作した
【
「それだけ? この緑色の背景は?(紗綾)」
「気にしないで下さい。このクロマキーは紗綾先輩が操作するゲーム画面と実際に操作するさやちゃんたちを合成するために用意しただけなので(爽香)」
「私あんまりゲーム得意じゃないけど……今回も(紗綾)」
「さぁ、やってみよう!(二人)」
紗綾の“さぁ、やってみよう!”
【この番組は】
サウザンドベース
喫茶ロトル
和風食堂みのり亭
【ご覧のスポンサーの提供でお送りします】
「早速紗綾先輩にプレイして頂きましょう(爽香)」
「まずはアバター作りみたいだね(紗綾)」
「ちなみにさ~ちゃん先輩はアバターってわかりますか?(爽香)」
「操作キャラだよね?(紗綾)」
「正解です。『SEED』では細かくキャラメイクつまり一人一人異なるアバターを作れるのが魅力の一つになっています(爽香)」
「今回は事前に用意して頂いたアバターでプレイしていきますが、凄いね。私そっくり(紗綾)」
ゲームプログラミング部頑張りました
「それでは、『SEED』の世界に入っていきましょう!(爽香)」
【さぁ、どんな冒険が二人を待ち受けているのでしょうか?】
「オープニングムービーを終えてはじまりの街にやって来ました(爽香)」
「あれ? リハーサルの時とは違う街じゃない?(紗綾)」
「さ~ちゃん先輩よくぞ気が付いてくれました。実は『SEED』はアバター制作が完了したタイミングによってはじまりの街が変化する仕様になっているんです(爽香)」
ゲーム開始地点によるゲーム進行の大きな違いはありません
「へぇ、この街は図書館みたいな施設が多いみたいだね(紗綾)」
「手元の資料によると、ここは学業が盛んな街という設定みたいです。街にある本を読むことで特殊なスキルを覚える事もあるみたいです(爽香)」
「これかな?(紗綾)」
サーヤは『ランクラメーションの奥義書』を発見した。
「これは、さやちゃんの持っている資料には記載がありませんが名前的に魔法ですかね? ……ほうほう。収録を見学している開発の方の話だと、現時点でまだ発見されていなかった奥義書をうっかり見つけてしまったみたいです(爽香)」
「これってどうすればいいですか?(紗綾)」
「今見つけた『ランクラメーションの奥義書』は使用することで覚えることが出来るみたいなのでさ~ちゃん先輩やってみましょう!(爽香)」
「道具から『ランクラメーションの奥義書』を選んで、覚えるっと(紗綾)」
サーヤは『ランクラメーション』を習得した。
「さやちゃんの想像していた通り魔法だったみたいですね(爽香)」
***
「ここで捕捉です。『SEED』で手に入る奥義書は今回のような誰でも覚える事が可能な奥義書と特定の職業(魔法使いや賢者)しか覚えることの出来ない奥義書があります。以上、補足でした(爽香)」
***
「さ~ちゃん先輩、この魔法は発動に必要な
「魔法を選んで、『ランクラメーション』を使う!(紗綾)」
サーヤは ランクラメーション を唱えた。
しかし、何も起こらなかった。
「さ~ちゃん先輩ごめんなさい。何が起こるかわからない魔法だから使ってもらいましたけど、どうやらチュートリアル中は使っても何も起こらないそうです(爽香)」
「じゃあ、チュートリアルが終わったら使ってみようか(紗綾)」
【これは残念。気を取り直してチュートリアルを進めましょう】
チュートリアル進行中
「まさかのチュートリアルが座学という斬新なシステムのせいでおそらくここまで全カットの予感ですが、最後は流石に実技みたいでさやちゃん安心しました(爽香)」
「間合いを詰めて攻撃、相手の攻撃のタイミングに合わせて回避だね。さぁ、やってみよう!(紗綾)」
サーヤの攻撃 教官に8のダメージ
サーヤは教官の攻撃を防いだ
サーヤの攻撃 教官に7のダメージ
教官の防御の構え
サーヤの攻撃 教官に3のダメージ
教官の攻撃 サーヤのカウンター 教官に5のダメージ
サーヤの攻撃 会心の一撃 教官に7のダメージ
教官は倒れた
サーヤは経験値25を手に入れた
サーヤはレベル2に上がった
サーヤは『会心の 一撃』の称号を手に入れた
「お見事でした(爽香)」
「これでチュートリアルはクリアなのかな?(紗綾)」
「この後はチュートリアルクリア特典として回復魔法『メイルの奥義書』が手に入ります。……という事で、チュートリアルもクリアしたところで(爽香)」
「お待ちかねの『ランクラメーション』(紗綾)」
サーヤは ランクラメーション を唱えた。
サーヤのMPが10増えた。
「魔法の力が増えたみたいだね(紗綾)」
「何が起こるかわからない魔法なので割と当たりの効果を引いた感じですよ(爽香)」
【さて、紗綾さん『SEED』をプレイしてみていかがでしたか?】
「チュートリアルだからまだまだわからないことが多いですけど、このデータでもう少し進めてみようと思います(紗綾)」
「今回はチュートリアルだけでしたが『SEED』は他のプレイヤーと共にプレイを出来るゲームなので次の機会があった時にはさやちゃんのアバターも参加して協力プレイしたいですね(爽香)」
「今回ご紹介させていただきました『SEED』は絶賛配信中となっていますのでこの放送を見て気になった! やってみたい! と思った方は是非プレイして見てください(紗綾)」
「それでは次回も(爽香)」
「さぁ、やってみよう!(二人)」
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