無い
きみに伝えたいことが無い
ああ
全く無いんだ
それが真実だ
それでもこうして詩を書き始めてしまっている
つまりそれってなんなんだろうな?
よくわからない
自分でも
だがやるからには
何か有意義なことを含ませたいとは思っているよ
だからこの文章だって
きっと何かの役に立つと思って、立てばいいと思って
書いているんだ
そしておれは書き始めてしまった
最終的にどうなるかは不明さ
例えば中身の無い肉まんをきみが頬張った時
どんな風に感じる?
コンビニに行って肉まんを購入してがぶりと噛んで
そこにあると思っていた物が無い
頭にくる?
店員を怒鳴りつける?
でもそれはさあ
絶対、中身が付いてくると思い込んでいたきみの過失なんじゃないかな?
金を払って中身の無い肉まんを食うべきなんじゃないかなあきみは
おれはそう思うよ
おれはね
「………」
宇宙の沈黙
そして世界に一つだけの花が散った
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