おれは壊れた


おれは壊れた

色の無い空気を吸いながら

壊れてしまった

頭に異常をきたしてしまった

だがそこで終わらなかった

壊れたのさらに続きがあった

それはとても長く感じられた

この世界は

自分にとってもう何の意味も持たない

一度、切断されて再びそれっぽく繋がれた

はは

心の容器は相変わらず空っぽのままだった

偽りの微笑みを貼り付けて

やるのか?

友人は去って行った

死ぬまでこの孤独は続く

それらしいことを言う気力も無い


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