真実へ
狂っている
この世界は狂っている
おれはそう思っている
狂っているのはきみの頭の方だよと指摘される
おれは笑う
「ぷみみっ」
中身も飛び出した
気付かなくてもいいことに気付き始めてしまったあの日
たしかそれは夏だったと思う
懐かしいな………
それまでの自分自身って奴が
かき氷を食べてももうあの頃に戻れるわけではない
それなのに、そうしてみた
虚しさの原液を飲み干せ
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