はぐれ恋

2月14日の朝9時頃、A班のメンバーたちが乗っている専用機がソウル・インチョン国際空港に到着した。


専用機を降りたA班のメンバーたちは、空港ターミナルの4階にあるトランジットホテルへ向かう。


トランジットホテルのエントランスのロビーでナターシャさんとゆかさんとゆかさんのふたりの娘さん・みかさんとりかさんと合流した。


最初に、ゆかさんからみかさんとりかさんの紹介を受ける。


その後、エントランスのロビーへ移動してハワイのサロン経営を再開させるための手続きに入る。


みかさんは、韓国のコスメメーカーの商品開発チームで働いていたが、5年前に会社をやめてフリーで商品開発に取り組んでいた。


2009年春に、自らがプロデュースした韓国コスメが大ヒットした。


そのお金の一部を使って、ソウル中心部に自らのプロデュースで韓国コスメのエステサロンを始めた。


2010年1月初め頃、ソウル中心部に2号店が、インチョン中心部に3号店がそれぞれオープンした。


4号店は韓国以外の地域に出店する予定だとみかさんが言うてた。


そこで、みかさんにハワイの店舗の運営をお願いすることにした。


りかさんは、西日本に本社がある大手通販会社のテレビショッピング番組のMCをしていた。


2年前に退職して、韓国の通販チャンネルと契約してMCをしていたが、2月28日で契約が切れるのでイワマツグループに移る。


3月1日からは、D班の広報担当で活動する。


正午頃に、諸手続が完了した。


午後2時頃、A班のメンバーたちとゆかさんとみかさんとりかさんは専用機に乗って再び旅に出る。


ナターシャさんは、新作コスメの発表会の準備があるのでソウル中心部へ引き返した。


A班のメンバーたちとゆかさんとみかさんとりかさんが乗っている専用機は、韓国本土から西日本を通って太平洋に抜けたあと、ハワイへ向かった。


2月15日朝7時頃、専用機はハワイに到着した。


その後、15日から19日までの間に、運営再開に向けての大急ぎで準備を整えた。


2月20日に営業再開する準備が整った。


2月21日、A班のメンバーたちとゆかさんとりかさんは専用機に乗って再び旅に出た。


みかさんは、韓国とハワイの往復の日々を送る。


大きな問題を解決することができた…


そう思っていた時、A班のメンバーたちに突発事件が次々と襲いかかった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る