青帝国学園のエゴイストたち

作者 青月 猫

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★★★ Excellent!!!


この物語の登場人物は、全員カッコ良く作られているのだろう。
まだ一章の前半にも関わらず私がそう言えるほど、現時点でのキャラクターの動き、またこれから出てくるであろうキャラクターのほのめかし方などがとても上手い。

ただ、私は青葉優を全面的に推している。これからいかなるキャラクターが出てこようとも、彼を応援し続けるだろう。

本作は通常ヒロインと置くべきところをもう一人の主人公として「ダブル主人公」たる形をとっている。勿論、彼女の並外れた才に期待はしたいが、「王党派」のリーダーとして頭角を現している青葉に着目して欲しい。

基本的には冷静沈着で礼儀正しく、ライトノベルで出てくるような動きのある人物ではないかもしれない。ただ、彼は明らかに全てを見越しているのだ。頭の中で常に策を巡らせ、考えて行動をしている。それが分かれば彼の一挙一動が気になって仕方がない。いつも隣に置いている若葉陸という少年との関係も様々な憶測が出来てとても楽しい。
私は彼が今後どのように敵を打ち負かしていくのかが楽しみで仕方ない。

そして勿論、これは小説としてももっと評価されるべきだろう。文章が素晴らしい。内容だけではなく、情景描写、心理描写ともに作者の熱意が感じられる。一週間かけて作られた一話は、とても読みごたえがある。

前述したようにこの物語はまだ序盤である。追いかけるなら今だ。

★★★ Excellent!!!

学園に皇帝と呼ばれる絶対的権力者がいる学園、青帝国学園。
その皇帝を巡って『皇帝権威派』『独立派』『自由派』の三つが睨み合う中、第四の勢力『王党派』が出てくる。

まだ話の進み具合は序盤ですが、さながら政治を想起させる世界観と謎に包まれた皇帝の存在に惹かれます。
これからどういう風に物語が転じるのか、とても期待が高まる作品です!