シェイクスピアの子ども(短篇)

作者 雪村穂高

35

12人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

シェクスピアの「ロミオとジュリエット」を題材にとって、青春の危うさ、友情を、謎解きという手法をとって開花させた作品です。
作者の、いつもながらのラストシーンに向き合う姿勢が好きです。この作品でも、ハッピーエンドの爽やかさは健在でした。

時間に余裕のある日、お好きな飲み物を飲みながら、じっくりと読まれることをお勧めします。

★★★ Excellent!!!

主人公は大学で非公式な「裏シラバス」を販売しているのですが、ある時先輩にチラシを挟むように頼まれます。
一見、意味があるかわからないそのチラシはシェイクスピアの作品に関わる文章で、何の目的で作られたものなのか、主人公たちは推理していくのですが……。

シェイクスピアの悲劇「ロミオとジュリエット」に絡めて作られた暗号を解読する日常ミステリ短編です。
手紙が届かなかったために愛し合う男女が死を迎えることになった「ロミオとジュリエット」の展開を引用しつつテーマの軸としています。

読みやすいので、ちょっとした謎解きを楽しみたい方にお薦めです。