レビューは完結してからが基本のワタシですが、我慢できないの書いちゃいます！
これめっちゃ面白いです。久々にどハマりしました。一気読みです、一気読み。
まず始まりはよくあるテンプレ通り。はいはい、またか。
と思いきや「ええっ！ そっち!?」っていう斬新な設定なのです。
で、とにかくもう、キャラクターがすごすぎる。みんな生き生きと動く動く動く！
ざまぁされる側のヒロインがめちゃくちゃ魅力的だったり、かといって悪役令嬢も負けてはおらず可憐（？）に暴走したり、妹系腹黒鬼畜王女が暗躍したり、セクシー女スパイまで可愛かったり！
これだけのキャラクターがお話の中でムリなく軽やかに活躍しちゃう、展開の上手さ、読みやすさもすごいなーと感心です。語り（人称）の切り替えや場面転換にセンスがあるのです。だからわちゃわちゃしない。
そしてなんといっても、小ネタのぶち込み方にもセンスがあります。
とにかくもう、ネタが満載。私は全部は分かってないですが、そこも読者には楽しいところ。
あと、カクヨムでは男性主人公の恋愛ものは「ラブコメ」女性主人公が「恋愛」と解釈されているので（私は、女性向けの恋愛ものなら主人公が男性でも「恋愛」だと思ってますが）、カテエラについて厳しい意見も聞くこの頃ですが、こちらは「恋愛」でいいと思います。
男主人公だけどヒロインたちも主役級だし、コメディではありますが心理描写がちゃんとしてるので。
なので、ハーレムといえばハーレムだけど（ヒーローなんにもイイ思いをしてないけど）、女性が楽しめるノリのコメディです。下品な描写はいっさいないので。
溺愛やじれじれもだもだ恋愛の箸休めにぜひ！！ です。
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
自从这种的流行开来，很多人都只是把目光放到女性视角和女性向游戏，希图创造出类似的喜剧作品，但很少有人把目光放到男性的角度，这部作品，在我看来，在选材和视角上就已经胜出了。
同时，虽然我是使用电脑翻译后看的，但是，细密的情节安排，不经意间的视角切换，穿插在回忆中的前情介绍，都很是吸引我。喜剧的各种误会，男主角的独白和抱怨，女主角们的脱线行为，都能让我在读的过程中不经意间嘴角上扬，露出微笑。
跟我在两年前读《乙女游戏世界对路人角色太严厉》（乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です ）（同样的男性视角）时一样。
但是与《乙女游戏》相比这个作品更加轻松，有适当的逻辑和推理，更加符合“轻小说”的定义。感动如斯。