こどもの頃は図書館に住みたいと思っていたほどの本好きでした。そんなことは忘れて日々過ごしていましたが、突然文章を書いてみたくなり、カクヨムにお邪魔しました。…
生きるとは、時の流れのなかにある、ということだ。『ゾウの時間ネズミの時間』という有名な生物学の本があるが、同じ種、人間同士でも、時の流れは異なる。或るものは観察に徹し時を俯瞰する。或るものは時…続きを読む
クールな母と繊細な友人、時間の河は本当に平等なのか。 時間はあくまで主観的なもの。光速で移動するロケットを見送るのも自分次第。
とても個性的な登場人物が出てきて、それでいて文体はとても静かで引き込まれます。この人たちが次は何をするのか楽しみになります。
かの有名な劇作家シェイクスピアの名言に『君、時というものは、それぞれの人間によって、それぞれの速さで走るものなのだよ』というものがあります。本作は主人公と母親と友人を通して、それぞれの時間の違い…続きを読む
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