幕間─漂着物
Tips . 忘れ物
──手書きのメモが残されている──
セレネ姉さんへ。
経緯は不明だが、ソフィは私達が“──”した歴史を知っている。なにかを捜しているようだが、現時点で障害となる気配はない。今は友好的だが元より掴み所の無い奴だ。忘れないでくれ、万が一は誰にだってあると。
もしもこの先、ソフィが障害となってしまう事があれば覚悟をして欲しい。
……姉さん、もしもの時は頼む。
私は弱い、きっと躊躇ってしまうから。
だから姉さんは、姉さん1人になっても躊躇わないでやり遂げて欲しい。姉さん1人でも必ず生きてくれ。
それが私の願いなんだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます