真の暗闇の中では何も見えない/Wait
真の暗闇の中では何も見えない 目を開けていても閉じていても同じこと
オレは静かに諦めて眠りに就く 次の光が見える翌朝まで
人生何も叶わないこともある 無駄な力を怒りに注ぐことは 無駄に薪を暖炉にくべるようなもの
寒い冬が来る前に薪は底をついてしまう そして虚しさは悪戯に募っていく
オレもあんたも違う生きもの 同じである必要はない 比べることは矛盾している
あんたはオレになることは出来ないし オレもあんたになりたいなんて思っていない
真の暗闇の中では何も見えない 目を開けていても閉じていても同じこと
だからオレは静かに諦めて眠りに就く 次の光が見える翌月まで
現代人によって築き上げられた価値観 世界に存在する自分という肉体
いつまでも一緒にはいられないことくらい理解している
だからこそ 優しさをもって 慈悲をもって 微笑んでみようと思う
真の暗闇の中では何も見えない 目を開けていても閉じていても同じこと
オレもあんたも違う生きもの 同じである必要はない 比べることは矛盾している
現代人によって築き上げられた価値観 オレたちはそこに存在しているだけ
生きているだけで勝者であり 死を選べば 再び繰り返される神様のお遊び
だからこそ 優しさをもって 慈悲をもって 微笑んでみようと思う
時間を支配することが出来るのは 何も神さまだけじゃないんだぜ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます