優しさに包まれて眠りたい/Wait


私は誰のために生きている 

自分のために生きている それとも 貴方のために生きている

誰のための人生か ふと自分に問いかける

そして優しさに包まれて眠りたい


眼前に広がる景色は誰のもの

頭上に広がる大空は誰のもの

この星の向こうに広がる あの宇宙は誰のもの


私は一体何者なのだろう 貴方は一体何者なのだろう

名前はそれぞれの肉体を呼び合うときに とても便利な付属品

私が死ねば それは私だったものとなり 

貴方が死ねば それは貴方だったものとなる


大きいもの 強大なもの 小さく矮小なもの

数えることが不可能な数の生命たち

それら全てを幸せに よりよきものへと進化させる 前進させる

優しさに包まれて眠りたい


我が思うから我が存在するのか 存在しているから我は思うことが出来るのか

卵も鶏も全てが通り過ぎていくのか それは生まれては消えての波動を繰り返すのか


私は誰のために生きている 

自分のために生きている それとも 貴方のために生きている

誰のための人生か ふと自分に問いかける

そして 優しさに包まれて眠りたい

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