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目次
哀しいときは静かに笑う/Wait
何も考えられない時間 落ち着きのない時間
時間が経っていることにさえ気付かない時間
自分の息遣いだけが聴こえてくる
孤独な時間 重力から逃れられない
自分以外は誰もいない 誰も存在しない世界
そんなときふと考えることがある
自分の存在価値を 存在意義を
この世を去ることを躊躇する理由は何か
哀しいとき 孤独を感じるとき
オレは静かに笑う そして誰かに優しくするのさ
物事はこれ以上は悪くないと知っているから
帰る場所がない人間 居場所が見つからない人々
今も何処かでひとり孤独に消えていく
誰にも知られることもなく
自分に順番が回ってこないとも限らない
オレは静かに笑う そして誰もに優しくするのさ
誰もいないときは自分に優しくすればいい
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