反撃の狼煙/Wait
暗い夜道を一人 誰もいない家へと急ぐ
星空を見上げ 息の白さに冬を身近に感じて 星を数えることをすっかり忘れる
人生に意味が見つけられず 道端に座り込む
身体に石ころを詰め込められた狼のように 身動きが取れない
すべては被害妄想以外のナニモノでもないと知りながら
立ち上がって 拳を突き上げるんだ
オレもこんな真似をするのかと ひとり苦笑しながら
背中に追い風が吹いてきた
立ち上がって 再び拳を突き上げるんだ
狼のように力一杯 遠くまで吠えるんだ
反撃の狼煙をあげるんだ
神はオレを憎んでいると勘違い
周りの友達を理由もなく疑い始める
膨れ上がった自尊心に支配される
誰かのせいにしないと 呼吸すらできない
すべては被害妄想以外のナニモノでもないと知りながら
立ち上がって 拳を突き上げるんだ
オレもこんな真似をするのかと ひとり苦笑しながら
背中に追い風が吹いてきた
立ち上がって 再び拳を突き上げるんだ
狼のように力一杯 遠くまで吠えるんだ
戦いの狼煙をあげるんだ
今までも陽が昇り続け これからも陽がが沈み続ける
時計の針が 電池が切れるまで回り続ける
時間の罠から抜けられない
すべては被害妄想以外のナニモノでもないと知りながら
立ち上がって 拳を突き上げるんだ
オレもこんな真似をするのかと ひとり苦笑しながら
背中に追い風が吹いてきた
立ち上がって 再び拳を突き上げるんだ
狼のように力一杯 遠くまで吠えるんだ
勝利の狼煙をあげるんだ
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