終わりの詩/Wait


心の灯を消し 永遠の夢をみる

オレたちがどうであったか どうなろうとしていたか

アルバムを開くように あの頃にもどる

二度と会うことはなくても また会える

その日が来ることを知っている 


無数の星屑の下 ひとり走り続ける

深い静寂の中 想いを巡らせる

過去はまるで夢のよう

帰らない日々に後悔はない

目を閉じれば またもどれるから

だから いつまでも ひとり走り続ける


終わりのときはゆっくりと近づいてくる

さよならの意味も 重さも解っているつもり

準備は出来てる 生まれたときから

最後の扉に鍵を差し込む

真夜中の大雨 全て洗い流してくれる 

朝陽が昇れば また始まる


心の灯を消し 永遠の夢をみる

オレたちがどうであったか どうなろうとしていたか

アルバムを開くように あの頃にもどる

二度と会うことはなくても また会える

その日が来ることを知っている 


友情も愛情も十分に知っているから

旅立ちの意味と答えをしっかりと刻み込んだ

ピアノの調べはもう聴こえないけど

瞳はもう鈍い光しか放たないけど

足には鉛球がしっかりと結ばれて もう動くことは出来ないけど

どこか遠くへ 今ではなく 昨日でもない 明日の向こうへ

終わりの来ない 想像力の世界で

新しい 誰もいない世界で

ひとりきり 終わりの詩を歌おう

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