魔法学科:〔忍者〕

忍者しのび】 

 迷宮内の魔獣を観察し、その生態や戦闘力を調べて、それらの情報を持ち帰るため、偵察に特化した探索型前衛系魔法学科。

 精霊探査魔法に加えて、精霊攻撃魔法と精霊付与魔法、精霊儀式魔法をも修得し、探索型魔法学科にしては高い攻撃力がある。

 優れた感知力と幻惑技能から撹乱攻撃や隠形・逃走を得意とするが、探査に主眼を置いて魔法を修得するため、まともに戦闘することにはやや不安があり、基本的には奇襲戦闘に限って戦闘行動を取るべき魔法学科である。

 探査型でも特に魔獣の生態を調べる役割を持つため、魔獣生態学や生物学を修得する必要があるが、〔探索士〕や〔採集士〕と比べると、修得する必要がある魔法以外の専門的知識・技能はごく限られている。

 ただその分、修得する魔法技術が多い。

 偵察という魔法学科の役割上、魔獣と接触しやすく、学科取得後の3年生存確率は、実は探査型の魔法学科で最も低い。

 しかし、魔獣の研究をする研究所や魔獣の情報を知りたい学科魔法士相手に情報を売れるため、高給を稼ぎやすく、探査型の魔法学科としては、資格取得の希望者が毎年多い。

 熟練の忍者は、高い探査能力に加え、戦闘型魔法学科にも匹敵する戦闘能力を発揮でき、前衛戦力としても頼られることがある。

 命をかけた分だけ見返りがある魔法学科。

 海外では、〔密偵スパイ〕や〔斥候スカウト〕とも呼ばれる近似の魔法学科がある。


★魔法の性能及び特性確認

※魔法的効力の算出式

 想像力 ×( 魔力量 + 精霊力量 [意志力or神霊力])= 魔法的効力

・貫通特性

 1点に魔法的効力を集束させることで、本来同等以上の魔法的効力を持つ別の魔法とぶつかりあった時でも、そのぶつかった魔法を瞬間的に相殺・貫通し、自分の魔法的効力を実現させることが出来る特性。この特性の魔法攻撃を防ぐには、魔法防御の複数展開が必要。

(瞬間的に1つの魔法的干渉を貫通するだけのため、多数の攻撃魔法や二重三重の付与魔法による魔法防御、複数の結界魔法による多重魔法防壁には、普通に防がれる。あくまで接触した1つの魔法的干渉を即座に貫通するだけであり、その後の魔法的干渉を貫通するかは効力次第である)

・追尾特性

 魔法現象の展開・維持を任意に制御し、使用者の思い通りに魔法現象を移動させられる特性。結界魔法の場合、魔法防壁を任意の空間へ展開もしくは移動させることが出来る特性。

(制御すべき魔法現象が広範囲に及んだり、多数であったりする場合、魔法現象が使用者の制御力を逸脱する時もあるため、追尾特性に影響が及ぶ場合がある)

・連射特性

 魔法現象を同時、または時間差で、連続して展開できる特性。

 具現化する魔法現象が単純であるものほど、連射しやすい。

・先制特性

 魔法現象の展開が異常に早く、通常の魔法より確実に先手をとれる特性。主に動作が魔法の発動媒体のモノが多い。神霊魔法系統による魔法的干渉は、ほぼ全てがこの特性を持っている。

・特効特性

 特定の対象に対して、特殊効果が生じる特性。魔法的状態異常を付与したり、一切の抵抗を許さず、一方的に消滅させたりする特性が多い。希少レア特性。

・自効特性

 魔法力場の効力が自分に働く際、自由に力場を操作できる特性。この特性がある魔法は、感覚と結びつきやすく魔法の展開速度が速い。付与魔法に多い特性。

・後退特性

 魔法現象の展開によって、確実に対象を後退させ、吹き飛ばす特性。効力の高い魔法的干渉であれば、余波で副次的に後退させ得る場合もあるが、この特性を持つ魔法は、そもそも魔法の対象を後退させることが目的で作られた魔法である。

・不退特性

 内外からの物理的干渉、魔法的干渉による吹き飛ばし効果(=後退特性)を無効化する特性。力づくで魔法そのものが粉砕された場合、特性は発動せず。

・捕縛特性

 対象を捕縛する特性。結界魔法に多い。

・耐性特性

 魔法的状態異常への耐性を高める特性。

・反射特性

 魔法的効力が同等以下の魔法的干渉を、弾き返す特性。希少レア特性。

・絶対特性

 その魔法が持つ本来の魔法的効力に関わらず、あらゆる魔法において最優先される絶対的特性。希少レア特性。この特性を持つ魔法は、同じ特性を持つ魔法でしか防ぐことができず、同一の特性を持つ魔法と接触すると対消滅する。

 例: 絶対攻撃 ⇔ 絶対防御もしくは絶対攻撃。

    絶対命中 ⇔ 絶対回避もしくは絶対命中。


★魔法の各種性能項目

・魔法展開速度

 = 激速し > 速し > 普通 > 遅し > 激遅し > 極遅し

・魔法的効力 

 = 計測不能 > 極高し > 激高し > 高し 

   > 普通 > 低し        

・魔法制御性 

 = 易し > 普通 > 難し > 激難し > 極難し

・魔力消費量 

 = 少量 > 普通 > 多量 > 激多量 > 極多量

・効力射程  

 = 長し > 普通 > 短し > 単体(≧自分のみ)  

 ※目安:100m以上 > 30m以下 > 10m以下 > 1m以下

・効力範囲  

 = 広し > 普通 > 狭し > 単体(≧自分のみ)

 ※目安:100㎡以上 > 30㎡以下 > 10㎡以下 > 1㎡以下



【忍者学科魔法】 ◎が学科固有魔法

●精霊付与魔法(6種)

  ■《地礫ちれきまとい》

 「其の地礫の天威を衣とし、我が身に地の加護を与えよ。

  包め《地礫の纏い》」

  ・速度=速し、効力=普通、制御=易し、魔力=少量、

   射程=短し、範囲=単体

 ( 自己治癒力上昇 + 地の魔法攻撃力・魔法防御力付与 

   + 自効特性 ※長時間展開可能 )


  ■《水流すいりゅうまとい》

 「其の水流の天威を衣とし、我が身に水の加護を与えよ。

  包め《水流の纏い》」

  ・速度=速し、効力=普通、制御=易し、魔力=少量、

   射程=短し、範囲=単体

 ( 状態異常耐性上昇+ 水の魔法攻撃力・魔法防御力付与 

   + 自効特性 ※長時間展開可能 ) 


  ■《火炎かえんまとい》

 「其の火炎の天威を衣とし、我が身に火の加護を与えよ。

  包め《火炎の纏い》」

  ・速度=速し、効力=普通、制御=易し、魔力=少量、

   射程=短し、範囲=単体

 ( 筋力活性 + 火の魔法攻撃力・魔法防御力付与 

   + 自効特性 ※長時間展開可能 )


  ■《旋風せんぷうまとい》

 「其の旋風の天威を衣とし、我が身に風の加護を与えよ。

  包め《旋風の纏い》」

  ・速度=速し、効力=普通、制御=易し、魔力=少量、

   射程=短し、範囲=単体

 ( 敏捷性:飛行能力 + 風の魔法攻撃力・魔法防御力付与 

   + 自効特性 ※長時間展開可能 ) 

◎ ■《風遁・空段飛び》

 「其の旋風の天威を足場と化し、我が身に天を駆けさせよ。

  《風遁・空段飛び》」

  ・速度=速し、効力=高し、制御=難し、魔力=少量、

   射程=普通、範囲=単体

 ( 足場作成 ※風の魔法力場を圧縮して足の裏に集束させ、

   空気を蹴って跳躍を可能とする移動方法 )

   ※※《旋風の纏い》の瞬間的集束

   ※空の上だろうが水の上だろうが走ったり飛び跳ねたりでき、

    長時間使っても使用魔力が少量で済んで、

    一瞬の発動のため、魔法の気配も小さいので感知されにくい。

    非常に隠密性に秀でた移動用の魔法。


  ■《陰闇いんあんまとい》

 「其の陰闇の天威を衣とし、我が身に地の加護を与えよ。

  包め《陰闇の纏い》」

  ・速度=速し、効力=普通、制御=易し、魔力=少量、

   射程=短し、範囲=単体

 ( 痛覚霧散 + 陰の魔法攻撃力・魔法防御力付与 

   + 自効特性 ※長時間展開 )


●精霊攻撃魔法(2種)

  ■《陰闇の矢》

 「其の陰闇の天威を矢と化して、我が敵を撃ち払え。穿て《陰闇の矢》」

  ・速度=速し、効力=低し、制御=易し、魔力=少量、

   射程=長し、範囲=狭し

 ( 陰の魔法攻撃(=暗黒弾) + 追尾特性 

   + 連射特性 ※単発の威力は低い )

◎ ■《陰遁・影縫い》

 「其の陰闇の天威を暗器と化して、我が敵を縫い止めよ。

  止まれ《陰遁・影縫い》」

  ・速度=速し、効力=高し、制御=難し、魔力=普通、

   射程=長し、範囲=狭し

 ( 陰の魔法攻撃(=暗黒弾) + 状態異常:停止

   ※状態異常の効力持続時間は特に短い )

   ※※《陰闇の矢》の儀式的派生


●精霊探査魔法(18種)

  ■《地礫の眼》

 「其の地礫の天威を視覚と化し、周囲を見よ。映せ《地礫の眼》」

  ・速度=速し、効力=普通、制御=普通、魔力=普通、

   射程=普通、範囲=普通

 ( 魔法感知(=地面振動探知) 

   ※飛行魔獣は感知不可。効力範囲を広げれば、魔力消費増加 )

  ■《地礫の幻》

 「其の地礫の天威を隠形と化し、我が敵を弄せ。隠せ《地礫の幻》」

  ・速度=速し、効力=高し、制御=難し、魔力=多量、

   射程=普通、範囲=普通

 ( 魔法撹乱(=砂塵) ※砂地では隠形効果倍増 )

  ※※効果範囲一帯の砂塵を巻き上げ、範囲内の対象の視覚と聴覚を幻惑して、

    逃走し易くする。地形操作。

◎ ■《土遁・土分身》

 「其の地礫の天威を分身と化し、我が敵を幻惑せよ。

  駆けよ《土遁・土分身》」

  ・速度=普通、効力=高し、制御=難し、魔力=普通、

   射程=短し、範囲=普通

 ( 土くれの分身 

   ※砂地で分身倍増、実体有り、攻撃・防御・囮が可能 )

   ※※《地礫の幻》の儀式的派生。分身体は使用者が操作可能。

     使用者の魔力と魔法制御力が高いほど、分身体を作れる数が増加。


  ■《水流の眼》

 「其の水流の天威を視覚と化し、周囲を見よ。映せ《水流の眼》」

  ・速度=速し、効力=普通、制御=普通、魔力=普通、

   射程=普通、範囲=普通

 ( 魔法感知(=水流探知) 

   ※水場限定。効力範囲を広げれば、魔力消費増加 )

  ■《水流の幻》

 「其の水流の天威を隠形と化し、我が敵を弄せ。隠せ《水流の幻》」

  ・速度=速し、効力=高し、制御=難し、魔力=多量、

   射程=普通、範囲=普通

 ( 魔法撹乱(=濃霧) ※水場では隠形効果倍増 )

  ※※効果範囲一帯で濃霧を発生させ、範囲内の対象の視覚と嗅覚を幻惑して、

    逃走し易くする。気象操作。

◎ ■《水遁・水分身》

 「其の水流の天威を分身と化し、我が敵を幻惑せよ。

  駆けよ《水遁・水分身》」

  ・速度=普通、効力=高し、制御=難し、魔力=普通、

   射程=短し、範囲=普通

 ( 水塊の分身 

   ※水場で分身倍増、実体有り、攻撃・防御・囮が可能 )

   ※※《水流の幻》の儀式的派生。分身体は使用者が操作可能。

     使用者の魔力と魔法制御力が高いほど、分身体を作れる数が増加。


  ■《火炎の眼》

 「其の火炎の天威を視覚と化し、周囲を見よ。映せ《火炎の眼》」

  ・速度=速し、効力=普通、制御=普通、魔力=普通、

   射程=普通、範囲=普通

 ( 魔法感知(=熱源探知) 

   ※火事場限定。効力範囲を広げれば、魔力消費増加 )

  ■《火炎の幻》

 「其の火炎の天威を隠形と化し、我が敵を弄せ。隠せ《火炎の幻》」

  ・速度=速し、効力=高し、制御=難し、魔力=多量、

   射程=普通、範囲=普通

 ( 魔法撹乱(=爆炎) ※火事場では隠形効果倍増 )

  ※※効果範囲一帯を爆破・炎上させ、範囲内の対象の視覚、

    熱探知能力を幻惑して、逃走し易くする。地形操作。

◎ ■《火遁・発破乱走》

 「其の火炎の天威を囮とし、爆炎を持って、我が敵を倒乱せよ。

  爆ぜよ《発破乱走》」

  ・速度=遅し、効力=高し、制御=難し、魔力=普通、

   射程=普通、範囲=普通

 ( 火球を派手に爆発させる ※攻撃と同時に相手を撹乱し、逃走する )

   ※※《火炎の幻》の攻撃的派生。任意の場所へ火球を生み出し、

     それを派手に爆発・拡散することで効果範囲内の相手の視覚、聴覚、

     嗅覚、熱探知能力を機能不全にし、

     爆発に巻き込んだ場合は手傷まで負わせて、逃走し易くする魔法。

     目が退化し、嗅覚や聴覚、熱探知能力に特化した魔獣ほど効果的。

 

  ■《旋風の眼》

 「其の砂礫の天威を視覚と化し、周囲を見よ。映せ《旋風の眼》」

  ・速度=速し、効力=普通、制御=普通、魔力=普通、

   射程=普通、範囲=普通

 ( 魔法感知(=気流探知) 

   ※地下の魔獣は感知不可、効力範囲を広げれば、魔力消費増加 )

  ■《旋風の幻》

 「其の旋風の天威を隠形と化し、我が敵を弄せ。隠せ《旋風の幻》」

  ・速度=速し、効力=高し、制御=難し、魔力=多量、

   射程=普通、範囲=普通

 ( 魔法撹乱(=乱気流) ※密閉空間では隠形効果減少 )

  ※※効果範囲一帯で竜巻にも似た乱気流を発生させ、

    範囲内の対象の視覚、嗅覚、聴覚を幻惑して、逃走し易くする。

    気象操作。開けた空間ほど、乱気流の効果が持続しやすい。

  ■《旋風の声》

 「其の旋風の天威を声帯と化し、我が意を伝えよ。届け《旋風の声》」

  ・速度=速し、効力=普通、制御=易し、魔力=普通、

   射程=普通、範囲=普通

 ( 魔法伝達(=気流媒体) ※密閉空間では効力低下 )


  ■《陰闇の眼》

 「其の陰闇の天威を視覚と化し、周囲を見よ。映せ《陰闇の眼》」

  ・速度=速し、効力=普通、制御=普通、魔力=普通、

   射程=普通、範囲=普通

 ( 魔法感知(=魔力波動) 

   ※夜間時効力倍増、効力範囲を広げれば、魔力消費増加 )

  ■《陰闇の指》

 「其の陰闇の天威を触覚と化し、本性を探れ。触れよ《陰闇の指》」

  ・速度=普通、効力=高し、制御=普通、魔力=普通、

   射程=短し、範囲=狭し

 ( 魔法分析(=魔力分析) ※呪詛物には注意が必要 )

  ※※魔力と陰闇の精霊を用いて効果範囲内の対象を空間的に透過し、

    対象を内部まで調べる。

  ■《陰闇の幻》

 「其の陰闇の天威を隠形と化し、我が敵を弄せ。隠せ《陰闇の幻》」

  ・速度=速し、効力=高し、制御=激難し、魔力=多量、

   射程=普通、範囲=普通

 ( 魔法撹乱(=影) ※夜間時に隠形効果倍増 )

  ※※効果範囲一帯の影を操作し、影の空間に溶け込むことで、

    範囲内の対象の視覚、嗅覚、聴覚、熱探知能力、

    探査魔法まで幻惑して、逃走し易くする。空間操作。

    他の魔法撹乱より高い隠形効果があるものの、

    効力持続時間が極めて短く、隠形効果が維持しにくい欠点あり。

◎ ■《陰遁・影分身》

 「其の陰闇の天威を分身と化し、我が敵を幻惑せよ。

  駆けよ《陰遁・影分身》」

  ・速度=普通、効力=高し、制御=難し、魔力=普通、

   射程=短し、範囲=普通

 ( 陰の分身 ※夜間時分身倍増、非実体、姿形が使用者に酷似 )

   ※※《陰闇の幻》の儀式的派生。分身体は使用者が操作可能。

     使用者の魔力と魔法制御力が高いほど、分身体を作れる数が増加。

  ■《陰闇の声》

 「其の陰闇の天威を声帯と化し、我が意を伝えよ。届け《陰闇の声》」

  ・速度=速し、効力=普通、制御=易し、魔力=普通、

   射程=普通、範囲=普通

 ( 魔法伝達(=影空間媒体) ※夜間時は効力倍増 )


●精霊儀式魔法(1種)

  ■《空間転移の儀》

 「陰闇の天威、陽聖の天威。融く合して虚空を結び、

  世界を行き交う魔道の門を造れ。

  ※求める地は、樹皇神社。飛べ《空間転移の儀》」

  ・速度=激遅し、効力=激高し、制御=激難し、魔力=激多量、

   射程=単体、範囲=普通

 ( 空間転移 ※脳裏で思い描いた同一次元の世界の空間を瞬間移動する )

  ※※脳裏で思い描いた場所を、呪文に組み込むことで、

    転移先の座標を想起し易くする。


●学科秘伝魔法(精霊融合儀式魔法)(1種)

◎ ■《分身殺法・影の刃朧はおぼろ

 「地礫の天威、水流の天威、陰闇の天威。

  融く合し束ねて神の分身と化し、無欠の実像を持って、我が敵を幻惑せよ。

  其は我が身にして我が化身。我と共に戦場を駆ける死を恐れぬ軍勢よ、

  我が敵を疾く屠れ。滅せよ《分身殺法・影の刃朧》」

  ・速度=普通、効力=極高し、制御=極難し、魔力=激多量、

   射程=短し、範囲=狭い

 ( 分身 + 追尾特性 + 貫通特性 )

  ※※3種の学科固有魔法の攻撃的派生。実体を持ち、

    使用者に酷似した分身体を複数生み出して、使用者と分身体とが、

    相手を幻惑しつつ戦闘する魔法。分身体は使用者の魔力を発しており、

    見た目はおろか、探査魔法を持ってしても区別が難しく、

    そのくせ魔法の塊でもあるため、使用者の自由に操作できる。

    分身体を特攻させて自爆させれば、集束系魔法弾にも代用できる。

    

 合計:魔法27種



  

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