第15話 THE セレブ 3497 リーガル不動産


 3497 リーガル不動産




 一言でいうのであれば、こんなセレブな株主優待見た事も聞いた事もない。






 株価 1047円(7/10終値) 権利7月


 200株 4000pt

 300株 8000pt

 400株 10000pt

 500株 15000pt

 600株 20000pt

 700株 30000pt

 800株 40000pt

 900株 50000pt

 1000株 60000pt

 2000株 100000pt(投資額 約209万円)





 以上が保有数に応じて貰えるptですね。まずは、10万ptから見ていきましょう。





 100000pt交換例(いずれか1つ)

 ドンペリ3本、ムートンロートシルト(ワイン)他高級ブランド家具・家電品など


 60000pt

 オーパスワン(ワイン)、ルンバ(限定20台)、超高級エステ等








 この時点で明らかにおかしい。セレブ臭いが凄いです。








 50000pt

 フカヒレの姿煮4セット、松坂牛リブ+ロース 1.3kg、珍味グルメ(トリュフ、フォアグラなど)等


 40000pt

 フォアグラと国産牛のローストビーフ、国産ブランド牛2kg、蟹・いくらの醤油漬けセット等






 8000pt以下はしょぼくなります。カタログ品数は200以上が予定されてます。





 狙うなら60000pt以上でしょうか。今の所105万位のイメージですね。










 でも、こんなの何年も続くのかな?という印象です。





 ptを時価(日本円)に計算すると約80%くらいでしょうか。2000株で209万。8万円相当利回り3.8%程度。成立する気があまりしません1000株で105万、4.8万相当利回り4.5%程度、1000株で狙うならありなのかなとも思います。





 業績内容は不動産を権利調整に収益化、その他介護事業等。





 非常にプレミアムな株主優待ですね。株価が下がってもpt制なのでカタログ内容を利回り1%程度に設定して内容替えれば良いだけです。

 今年の7月権利が株主優待pt制度初導入年度なので(優待発表時期が3月13日)初年度の優待内容は最高のパフォーマンスを発揮したカタログが予想されます。

 持ち越しは最高2年ですが、持ち越さない方が良いと思われます。







 今の価格であれば1000株をクロスで取引でしょうかね。








 と、此処までで私的には問題が2つだけあります。





 1つは、交換するものがないという事。質素な生活をしているので高級ワインを頼んでも味が分かりません。キャビアやフォアグラも興味ないですし。サンプルで欲しいのは10000ptで交換できるコシヒカリ10kgぐらいですが、家計の足しも何も、給料全額渡しなので私には関係がありません。





 2つ目は、6/25発表の決算が下方修正であり、不動産関連銘柄であるという事。投資不動産市場は下がってないですが、成約が減っており、テナント収益に特化している所は大打撃でしょう。権利調整後の収益化で販売(成約)まで漕ぎつけられてないと仮定すると怖いです。

 余談となりますが、倒産ランキングでコロナ影響なしの業界ベスト3に不動産業界は入ってます。でも決算下方修正です。





 また、来年からカタログ内容の質がどうなるかも不透明なので当然長期投資はしたくない。同時にカタログがセレブ仕様なので庶民に頼むものはあるのかがわからない。








 たぶん買わないですね。内容が面白かったので書いてみました。


 

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