第242話 蜃気楼について
最近蜃気楼を避ける傾向にある水谷一志です!笑
今日は蜃気楼について語っていきたいと思います。
この「蜃気楼」の簡単な定義ですが、例えばAの人とBの人がいたとして、A側がB側に、βと言う「思い」を持っていたとします。
もっと分かりやすく言えば、「B君ってこんな人だよね~」みたいな。
でもB側がそうは思っていない場合、それは「現実」とは食い違う可能性があります。それが「蜃気楼」です。
もっと言えば、例えば高校などのクラスでいわゆる陽キャラがいたとしましょう。その陽キャラたちをそうでない人から見たら、(特に陰キャラから見たら)
「あいつらはこのクラスの勝ち組だ。何の悩みもなくて…」
などと思いがちです。
でも、実際それは本当でしょうか?陽キャラにだってまあ色々ありますよね?人間ですものね?
これも「蜃気楼」の一種です。
そしてこの蜃気楼ですが、いわゆる「現実」とは食い違っているものです。でも、逆説的ですがそれを信じている人から見ればそれが「現実」です。(前者を現実と置くなら、後者をω現実と定義しておきましょう)
またこの蜃気楼、一人だけが持っているわけではないこともよくあります。さっきの陽キャラ/陰キャラの例で行くと、陽キャラに対する「偏見」は陰キャラ共通のものかもしれません。でもそれが現実ではない場合、(ω現実ではあっても)蜃気楼を他者と共有していることになります。
…あと最近僕は、この蜃気楼を避ける傾向にありますが昔の僕は蜃気楼バリバリでした。言ってみればサウロンもサラウンドも(前に語りましたね)バリバリの蜃気楼です。なので、僕に蜃気楼を「現実ではない!」と否定する権利はありません。それに悪いことだともやっぱり思えません。
ただ、蜃気楼には上手なコントロールが必要です。「私なんて誰からも相手されない」と思っている人、それは本当でしょうか?さらに「相手はこれを望んでいる」と思い込んでいませんか?それは相手が本当に望んでいることでしょうか?
「現実」と違う「ω現実」に苦しめられるなら、その蜃気楼は手放した方が良いかもしれませんね。
次回はスティール・アンド・スティールについて語っていきたいと思います。
ではまた!
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