水谷一志のエッセイ「クラインの壷」

第241話 プライオリティについて

　人それぞれ優先順位があります！　どうも水谷一志です！

　今日はプライオリティについて語っていきたいと思います。

　それで、人それぞれ優先順位（プライオリティ）ってありますよね？

　そのプライオリティは人によって異なり、人は自分の中のプライオリティが高い物から処理をしていくと思うのです。

　その件で、つい先日父と母がケンカをしました。

　…一般的に女性は「感情重視」、男性は「論理重視」とはよく言いますがそれこそ人それぞれなのでまあそれは良しとしましょう。

　でも少なくともうちの母は感情重視で、父は論理重視であることは間違いありません。

　そこで…、母はただ愚痴を聴いて欲しいだけだったのに、父はそれを論理的に返すからケンカになりました。

　これこそ、感情⇔論理（合理性）のプライオリティの違いだと思うのです。

　また別の一例を。先日の職場での出来事ですが、うちの上司から、

　「あそこのケーキ屋、おいしいよね！」

　と言われたので僕がそれを思い出しながら、

　「そうですね…」

　と返しました。

　すると別の上司から、

　『本当に（行ったことあるの）！？』

　と言う顔をされました。

　でも本当に行ったことありますよ。笑

　…と言うのも僕の中で「食」に関するプライオリティは低いです。なので即座に頭の中でそのケーキ屋の記憶が出て来ず、対応が遅れてしまいました。

　でもその上司たち（多くの皆さんもそうかもしれませんが）の中では「食」のプライオリティが高いので、そう言った「情報」は頭の中で即座に結びつくのでしょう。

　これこそプライオリティの違いですよね？

　まあ別にどちらが良いとも悪いとも言っている訳ではありません。ただ、人にはそれぞれの「プライオリティ」があると言うのは事実なように感じます。

　次回は蜃気楼について語っていきたいと思います。

　ではまた！