幸せの傷跡。
2020/07/10/金。
私は顔と腿の内側に、光の加減で何とか見える、ひっかき傷がある。
いずれも、猫にやられたのだ。
猫は、甘えるときにうにゃーと爪を出すことがあり、当時私は猫の爪の手入れの仕方をよく知らなかった。
で、今はどの猫にやられたのかも憶えていない。
しかし、憶えておこう、と思ってこれを記す。
痕になるかはわからないけれども、右ひざの上二、三センチほどのところに、二つの傷が今日できた。
餌を与えるタイミングが遅くて、焦れた愛猫が伸びをするついでに触っていったのだ。
猫の触る、というのは爪でつっつく、ひっかくというのと同義なので、爪が伸びていた場合、けがをする。
今回そうだったように、餌を待ちきれないとこの愛猫は爪を出す。
ふくらはぎにも何度かやられているのだから、すぐに対処すればよかったのに、爪切りを嫌がるから、なかなかチャンスをつかめずにいた。
しかし、今日、機嫌よく眠っているところへ撫でさすってやったら、できそうだったので急いで爪切り(人間用)を持ってきてちょんちょんと切ってやった。
これで安心。
家族に被害が出たら、愛猫の株が下がってしまう。
おりこうさんなところを、見せておかないとね。
それには、飼い主のケアが大事! さて、今愛猫は今日届いた宅配便の空き箱に入ってふんふんと何かを確かめているけれども。
今日も神様に、あなたの健康と幸せと長生きをお祈りしておいたからね。
明日も、そのまた次の日も、仲良くしてね。
相棒!
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