11月26日
帰ると妹にいきなり、私のものを食うな!
と怒鳴られた。
そういえば、朝冷蔵庫にあったヨーグルトをなにも考えずに食べたのだった。
いつもだったら「いいよ〜」なんて太っ腹なのに。
多分なんかあったのだろう。
台所からの去り際に「今後わたしのもの食うな」と睨まれた。
「なにかあった?」
わたしは母に訊ねた。
「いきたかったライブのチケットが外れたらしいわ」
まったく意に介さず母は言った。
「なるほど」
妹はわりといい年なのだが、とあるバンドに入れ込んでいる。
「チケット取れるまでピリピリしてるかねえ」
わたしはため息をついた。
「あんたも勝手に人のもの食べない方がいいわよ」
母が言った。
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
「今日はなにー?」
「今日はペンの日〜」
いいペンを持つっていいですよね。学生のときに奮発して買ったペリカンのサインペン、いまだに使ってます。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます