11月1日

 ブランドものの財布がぼろぼろになったとき、こういうのはすぐ買い替えられる財力を持った奴の持ちものなんだなと思った。

 わたしには荷が重いのかもしれない。まあ、そういうのを持つことで気分が盛り上がるのならば、いいのだけど。

 なんとなくぼろぼろの財布ってのはどんなに高いものでもなにかみみっちいというか、貧乏くさいものだ。

 大事にしまっておくことにして、新しい財布を買おう、と思った。新品の財布って、どこか自分を変えたような気持ちになる。

 肌身離さず持ち歩くから、きっと自分なんだろう。

 では、たんすにしまった財布はなんなんだろうか。思い出、なのか。かつての自分の一部、なのか。


✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

「今日はなにー?」

「今日は紅茶の日〜」


昨日は日本茶で今日は紅茶!

昔は紅茶をポットでいれたりしてたんですけど、いまはすっかり「午後の紅茶」頼み。情けない。

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