4月2日
川沿いの桜が満開で、みんな写真を撮ったりしている。
「ありがたいこったねえ」
「なに、じじいみたい」
わたしたちは人混みをゆっくりと歩いていた。
「お腹すいたね」
「でも露店もめちゃくちゃ並んでるよなあ」
「うーん、焼きそばたべたいけどどこでたべたらいいのか」
結局わたしたちは通り過ぎるばかりだった。人の流れに身を任せて。
家に帰って一応撮っておいた桜の写真を見た。
「なんか、実物の感動が写真だと薄れるねえ」
「たしかに」
この写真はいつか見返すときがあるのか。そのときは、もう少し、しみじみと思い返すことができるのだろうか。
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
「今日はなにー?」
「今日は図書館開設記念日〜」
この世に図書館がなかったなら、どれだけ貧しい世界だったろう。いつもお世話になってます!
あ、僕の本も図書館にあるんで、試しに借りてみてください(突然のPR)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます