大学での出逢いは、運命の歯車を回し始めた。(CM)

 ―――大学で出逢ったのは、異世界の人でした。


 今日は、星丘ほしおか大学入学式。


 三咲晶穂みさきあきほは新大学一年生だ。


「ここは図書館だ。静かに過ごせ」

「は……はい」

「すみません……」


 図書館で出逢ったのは、一年先輩の青年。


 彼の名は、氷山ひやまリンと言った。


 ❀


「だ……誰かぁ!」


 アルバイト面接の帰り道、晶穂は正体不明の二人組に襲われる。


 その時、空から降って来たのは―――


 ❀


「俺は園田克臣そのだかつおみ。きみと同じ日本人で、文房具の会社で働いてる」


「あたし、サラ・エンジュ。見ての通り、猫と人の血が混じってるの」


「わたしはジェイス。リンと同じく吸血鬼と呼ばれる種族なんだ。宜しくね、晶穂」


 知らない世界で、晶穂は新たな出会いを得る。


 そして、自分自身の過去とも向き合うことになるのだ。


 ❀


 ――必ず護る。


 その言葉が、想いが、俺を/わたしを強くする。


 たくさんの出逢いと戦いを経て、二人の運命は交わり、やがて……


 世界は、新たなステージへ。



 これは、優しすぎる世界で紡がれる

 二人の少年少女の物語。


 例え強大な敵であれ、皆で力を合わせれば、きっと出来ないことなどない。

 例え凄惨な過去を持っても、自然と笑顔が湧く明日へ向けて。


 生きることは、時に喜びであり、時に何より耐え難い罰となる。


 銀の華ひらく世界は、扉のすぐ向こう側に。


 ❀


『銀の華』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054896272424


 あなたの訪れを、心よりお待ちしております。

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