よろず修理承り〼 ―修理屋ヤタさん業務日誌―

作者 茶屋敷まっちゃ

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★★★ Excellent!!!

営業マンのタマさんと物とお話しできる修理屋ヤタさんが織りなす、すこしふしぎなあやかしファンタジーのお話

とにかく魅力的なキャラクターたちがぐいぐいと物語に引きこんでくれます。そして読んでいて情景が浮かぶ圧倒的な文章力!
面白くて一気読みしました。
おすすめの小説です! ぜひ、この魅力的な世界をご堪能ください!

★★★ Excellent!!!

書籍化、ドラマ化、劇場版、ハリウッド進出――
勝手にそんな夢を見てしまうような大人の現代幻想譚。

物語は主人公は、モノと会話ができるよろず屋のヤタさんと、
なぜだか彼のお店に持ち込まれる依頼に巻き込まれてしまう、
友人であり助手扱い、語り部の『僕』タマおじさまこと玉木さん。

一癖も二癖もある依頼人やその背景も、物語のなかに上手く溶け込んでおり、
読めば読むほど高い没入感にひたれる、そんな作品です。

くまの修理依頼からはじまる序盤は、可愛らしい女の子に癒され、
そんな調子で進めていった中盤では、思わぬ展開に鳥肌が止まらず、
終盤では胸に温かいものを残しながら、そっと息を吐く。

私のレビューを見て作品を読んでくださる方がいるとしたら、
読んだあとにもう一度、ここへ戻ってきてほしいです
きっとあなたも、私と同じ気持ちになっているのではないでしょうか。

ああ、でもいくら読後感が良くても、ぼーっとしたらいけません。
ほら、まわりに注意しないと、かんざしが飛んでくるかもしれませんよ?

★★ Very Good!!

 主人公は営業マン・タマ。物語の中心にいるのは『小鴉整備店』の唯一の従業員にして、タマの幼馴染・ヤタさん。彼は『モノと会話できる』特技を持っており、それを生かして修理屋を営んでいる。彼のもとに舞い込むのは、様々な不思議な依頼。モノの望みをかなえるため、二人は今日も奔走する――。

オノマトペを多用した、絵本、あるいは童話のような語り口が特徴的で、物語の不思議な雰囲気を引き立てています。
タマとヤタさんの絆を感じさせる、繊細な描写も印象的でした。