相枝静花の恋愛遍歴

作者 相枝静花

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★★★ Excellent!!!

 フィクション作品でよく出てくるお嬢様。
 高飛車だったり、言葉遣いが特殊だったり、世間知らずだったり様々なテンプレがあります。
 そんなお嬢様が(フィクションとは違う)お嬢様の現実を描いたノンフィクション作品です。
 もっとも私が個人的な親交のあるお嬢様は作者様のようなタイプの方が殆どであり、どんなに締め付けた教育をしても、自我の発達とともに(社会に支配された)世界と戦おうとする人が大多数であり、胸にストンと落ちるエピソードが多かったですが。

 それでもフィクション作品顔負けのエピソード満載で、なかなかにドラマチック。
 ちょっと悪女なところを許容できれば、フィクションお嬢様しか知らない人には良い参考になるのではないでしょうか。
 読めば世界が広がること間違えなし。男女問わず、小説書きの人に特におすすめしたい作品です。

★★★ Excellent!!!

 生まれ育った環境と地域差について、まず感じますね。

 こっちは男兄弟がいるので、もう少し、男に気をつけてぇと叫びたいところはあります。
 やさしくすれば、イチコロって思われているよ、完全に──とツッコミを入れたくなったことも多々あります。

 でも、年相応の少女の恋として、かなり面白いです。確かに、そんなフワフワした気持ちになります。
 懐かしくも、切ない。恋の話はそこがいいものです。
 
 まぁ、それでも心の中でツッコミを入れたくて、ウズウズしますけどね(笑)

 ……あと、悪いとは思いますが、両親、特にお父さんが心配するのは当然だと思います。
 あの過去があったら、車通学させようとしますわぁ。あと、写真がパンフにのるぐらいなら、見た目麗しいでしょうし。もうちょっと、警戒心を持ってほしいです。
 過去の話なので詮無きことですけど。

 大人の事情もトッピングされていて……。わかるぅ。知っているぅ。でも、純粋な時代では気がつかない、そういう発想はないんだよねぇと(・∀・)ニヤニヤです。

 私も悪い大人になってしまったなぁっと、少しセンチメンタルになりますが、ここまでがセットだと思っているので、ダメージは浅いです。

 愛の話に至るまで、あと何話あるか、少しドキドキしています。
 

★★★ Excellent!!!

 ノンフィクションのエッセイですが、ヘタな架空の物語よりも波乱な恋の話が紡がれていて、驚く展開の連続です。

 子供の頃、誰もが一度は似たような経験がありそうな淡い追憶の話から、滅多には経験できない特異な恋の色模様までもが揃えられていて、この話を読んでいると本当の意味で『事実は小説よりも奇なり』とはよく言ったものだと、しみじみ思ってしまいます。

 そしてそれらの話を、決して誇張するわけでも、卑下するでもなく、淡々とした口調と安定した筆致で語られていく点も、この話の魅力の一つとなっています。

★★ Very Good!!

ちょっと懐かしくて、なんとなく切なくて、どこか初々しいたくさんの恋の物語。

恋愛は何度経験してもその都度また1から始まる「初恋」みたいなもの…、そんな気持ちにさせてくれる作品です。

誰もが経験したことがある初恋たちが、たくさんの恋愛物語を繰り広げでいきます。

いま恋をしてる人にも、これから恋をしたい人にもおすすめの作品。