第427話🍅トマト姫の闘病生活(23)


 今朝の、急上昇ワードに「肺癌医師のホームページ」というのが載っていました。


 末期の肺ガンで亡くなられた医師のホームページをお友達が意志を引き継いで今も読めるようにしているそうです。

 小さな子どもや奥さんを残して余命を過ごすのは辛かっただろうと思います。

 医師ではないけれど、薬学を学んだ私ですら多少でも解るからこそ悩みましたし、なんで私がと思ったのも確かです。


 私が伝えることで身近に感じて貰えるのであれば嬉しいです。


 読むのは辛くなるかもしれませんが、読んでよかったと思えるホームページでした。(古いホームページなので何だか懐かしい感じです)

 http://www.inter-pro.ne.jp/~ina/

 ◇「10代の女性達へ……セックスをするときは」


 ◇「悩んでる若者達へ……自殺をしたくなったら」


 死を身近に感じていたからこそ他の人に伝えたいと思うのだろう……そんな項目もあります。


 平成14年に亡くなられたお医者様が伝えたかったことを、是非受け止めてください。


 基本的に35歳以上は肺ガンの検診は無料ですし、他のガンも対象年齢によっては無料で受けることが出来ます。


 このお医者様が言うには、ガン検診は宝くじのようなもの、年2回のレントゲンは受けていても気付かなかったわけですし、私自身もガンが発覚する前に2度もレントゲン検査をしていても気が付かなかったわけですから、受けなくてもいいんじゃないかと思われるかも知れません。

 でも、初期に分かると助かる確率は格段に上がります。

 だから検査をしていてよかったと思うはずです。宝くじで初期のガンを見つけることもある。そんな感覚で受けても良いと思います。


 乳ガンや子宮などの婦人科系の検査はやっぱりイヤですよね、痛みや恥ずかしさもありますし

 出来るなら受けたくないですよね、将来子どもを産むために、お母さんでしたら、子どもを残して死なないように頑張って検診を受けましょう。


 今日はスーパーで患者さまに声をかけられました。先日行った時に薬局にいなかったから心配していたと言われました。(何度も投薬時にお話している方です)

 病気で休んでることや入院していたことをお話すると、心配してくださいました。息子さんと同じ年代などで重く受け取ってくれたみたいです。


 その方は糖尿病の治療をしている人です。


 髪の毛を切ってることにもびっくりされてました。


 私自身もガンが発覚した時は余命はどのくらいなのだろうと思いましたし、遺影に使う写真はどれにしようかと思ったこともあります。

 それを乗り越えて前向きに治療を受けたいと思っています。


 気持ちを新たに頑張ります。

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