第15話 リルとグランの初顔合わせ
本日は、500文字くらいです。
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「シード、ご飯だぞ。」
珍しく、グランが昼食の呼び出しに来た。
「開けるぞ。……うぉ…………そのドラゴンは……あぁ、そういう事か。使役召喚獣か。」
「お父様、ご飯でしょ。」
俺は何も分かってないふうに言う。
「あぁ行くか。」
「リルもいこ。」
[分ったわ。]
「ドラゴンも来るのか!?[#「!?」は縦中横]」
「だめ?」
子供の特権上目遣いだ。
「大丈夫だ。シード。」
と食堂に行く。
「リルちゃんは、焼いた肉でもいい?」
[食べたことないから分からないんだけど……食べてみたい]
「分からないって。でも食べてみたいって。」
「じゃあこれ。」
焼いた1キロぐらいある肉をお皿に乗っけて床に置く。
[食べていい?]
「いいよ。」
[美味しい。生の肉より。でも量が足りない……]
「焼いた肉の方が美味しいだってさ。でも少し量が足りないみたい。」
「結構量あるみたいだけどさすがドラゴンだな。」
とグランが言う。
「リルちゃん、今日はそれで、我慢してね。私達も食べましょうか。」
と食べ始める。
「そうだ、ミラ。俺を驚かそうと図っただろ!わりとまじで驚いたんだから」
「それは、悪かったわよ。」
という会話もあり、私たちは食事を続ける。
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