今日の読書
『サキヨミ! ②
七海まちさん作』
カクヨム作家さんの角川つばさ文庫シリーズ化作品です。
第3弾の予告もついていました。
書籍化してシリーズ化とは、良いな、良いなと羨ましい限りです。
角川つばさ文庫はシリーズがたくさんあるし、最近も新シリーズが生まれています。
次につばさ文庫で賞を狙うなら、自分なりにシリーズ化するとしたらと妄想しながら、キャラクター作りをして、話の広がりの余地みたいなものを考えると良いのかなとか思いました。
まずは最も魅力ある主人公であるべきヒロインとヒーロー、それに個性ある脇役たち。
ヒロインには、コンプレックスがありながらも頑張り屋さんな一面が欲しいところ。
何か秘密を抱える登場人物とか良いですよね。
一冊分で一つの事件や問題を解決しつつ、次にも繋がる。
少しずつ一冊ごとに秘密が解かれて、友情や恋心も深まったり。
児童文学は今更ながら、問題を乗り越え成長していく姿が良いのかなとか思います。
登場人物一人一人にプロフィール帳を作るべきという話を、創作論で読みました。
物語にすべてを書かずとも、登場人物の人物像や物語そのものに深みが増すそう。
出身地、好きなもの、家族構成や主人公との関係性や言葉遣い、容姿や声の高さや特徴、癖などなど。
簡単なイラストを書いても良い。
キャラクターと対話する。
掘り下げていけば、自分で生み出したキャラクターを愛しく思えてきそうですね。
さて、勝手に他薦させていただきます。
夏緖さんの『のびやかに踊る(掌編集)』https://kakuyomu.jp/works/1177354054891028152
です。
夏緖さんは、普段はわりと艶っぼく刺激的な作品が多い方ですが、こちらの短編集はとてもテンポ良くどこか詩の様な、想像力を掻き立てられる内容でした。
なかでも私は、喫茶店の話や猫又の話に、余韻を感じました。
夏緖さんには、なんとなく姐御の雰囲気を感じています。明るく頼りになりそうな感じ。そうそう、エッセイや近況ノートも面白いですよ。
夏緖さんの短編を読んでいたら、詩を書きたいなってやる気が起きてきてます。
でも、とりあえずはカクヨムコンの長編を頑張らねば!
詩のアイデアはメモしとこう。
(2021年1月17日記)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。